マルドゥック・スクランブルThe Second Combus (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-2)
- 早川書房 (2003年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150307264
作品紹介・あらすじ
緊急事態において科学技術の使用が許可されるスクランブル‐09。人工皮膚をまとって再生したバロットにとって、ボイルドが放った5人の襲撃者も敵ではなかった。ウフコックが変身した銃を手に、驚異的な空間認識力と正確無比な射撃で相手を仕留めていくバロット。その表情には、強大な力への陶酔があった。やがて濫用されたウフコックが彼女の手から乖離した刹那、ボイルドの圧倒的な銃撃が眼前に迫る-緊迫の第2巻。
感想・レビュー・書評
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この本は真ん中らへんが良かった。
カジノのくだりでは、作者の知識ひけらかし感が鼻についた。
また、ドクターのいい奴っぷりが半端ない。
3巻に続くのだが、最後どういう感じでまとめてくるのか楽しみである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろいぞ、と感じながら読んだはずだけど・・・。
まったく内容覚えていない。 -
中盤が遅々として進まなかった。
序盤と終盤はさくさく読めるのに。
より信頼度を増したコンビは、いよいよ証拠の在り処へと。
緊迫の最終巻へと続く。 -
ボイルドが登場するとき、私の脳内ではターミネーターのダダンダンダダってBGMが流れるのですが。虚無の男。彼のシーンはテンポも雰囲気も重くなる。
ハンプティダンプティ、完全体、ドゥーダムディル、個性的で面白い登場人物たち。
「いるべき場所、いるべき時間に、そこにいるようにしな。着るべき服、使うべき言葉、整えるべき髪型、身につけるべき指輪と一緒に。女らしさは運と同じさ。運の使い方を知ってる女が、一番の女らしい女なんだ。そういう女に限って運は右に回るのさ」
ベル・ウィングカッコいい。 -
カジノ全くわからないけど解った気分になりました笑
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冲方さんの初期の頃の著書。
ずっと読んでみたいとは思ってましたが、なかなかタイミングが合わず、そのままでした。
2巻では、物語設定の根幹部分に触れています。
なぜそうなったのか?と言う点。
この設定も随分魅力的に描かれています。
ここから、舞台と言うか戦いがカジノに移る。
ここが私的には、少し退屈した。 -
2019.2.10
噂のカジノシーンは確かに面白かった! -
活塞◆噴出◆回転◆爆発
著者:冲方丁(1977-、各務原市)
解説:鏡明(1948-、山形県)