復活の地 (1) (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2004年6月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784150307615

みんなの感想まとめ

大災害からの復興をテーマにした物語は、震災が襲う惑星での人々の行動や政治の様子をリアルに描き出しています。スケールの大きさや緻密な作り込みが際立ち、特に脇役の官庁職員の描写には感情を揺さぶられる瞬間も...

感想・レビュー・書評

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  • 惑星を襲う震災を描いた1巻。スケールの大きさもさることながら、民衆の行動や政治の様子などがリアルで、作り込みのすごさを感じました。

    まとまった感想は最終巻の3で。

  • 小川一水では一番好き。何気なく、脇役の官庁の職員がかっこいいとき泣ける。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「小川一水では一番好き」
      そうなんだ、、、
      小川一水って読んだコトが無い。この話は何冊くらいあるのかなぁ~先ず短編から入ろうかなぁ~と色々考...
      「小川一水では一番好き」
      そうなんだ、、、
      小川一水って読んだコトが無い。この話は何冊くらいあるのかなぁ~先ず短編から入ろうかなぁ~と色々考えてしまいます。
      2012/12/08
  • 大災害からの復興を描く三部作の一作目。関東大震災から戦前までの日本がモデル? 惑星間移動が可能な高い文明レベルに対し、社会インフラやメンタリティの低さのギャップなどモヤモヤする1巻目。

  • 3で

  • 物語の初っ端から目を覆いたくなるような悲劇が続く。これは小説で良かった。映像だと刺激が強すぎるから。
    災害が続く昨今、大地震がいつ起きてもおかしくないし、この話の中のような状況もあり得るかもしれない。人はこんなふうに行動するのかもしれない。
    でも何より主人公が格好いいなぁと惚れ惚れしながら読みました。
    自分を使い潰すように働くのに報われず、思うように動いてくれない人々に苛立って、理不尽な不平不満や恨み言をぶつけられて、邪魔されて、利用されて。
    なんでこんな人間達を自分が救わないといけないんだなんて怒りながら、結局は汚れ役、憎まれ役を果たして献身する姿がもう本当に格好いい。
    願わくば、さらっと流されてしまった多くの登場人物達のエピソードを丁寧に膨らませていったら、もっと血の通った物語になったんじゃないかな。
    とはいえ、非常に面白かったです。読めたことに感謝!

  • 百を超える星系に版図を広げていた人類は、戦禍による地球消滅により各星系の連絡は途絶え、独自の生活圏を構築していった。 
    それから約450年。 星間貿易時代を指して「星代」と呼び習わすようになっていた現在。 
    辺境の惑星レンカ。 惑星統一を果たしたレンカ帝国は、まさに星間列強諸国に対峙しようとしていた。 
    そこに帝都トレンカを未曾有の大地震が襲う。 
    果たして、この危機に立ち向かうことができるのか? 
    初版が2004年 東日本大震災よりも前に書かれた作品ですが、場面場面がオーバーラップします。 
    本作3部作なので 次いで、2巻、3巻と読み進めていこうと思います。 
    評価は最終巻にて・・・ 

  • 3:00

  • おもしろいです!
    ブクログの談話室で紹介されていなければ手にとらなかっただろう本です。
    セイオの仕事っぷりに惚れ惚れします。

  • 大規模な地震によって壊滅状態にある惑星国家の再建を描くお話。
    他の惑星国家の思惑や、私利私欲に動く者などいろいろいて飽きない。

  • ディザスターSFは数あれど、復興SFってのは初めて読んだ。
    日本人じゃなきゃ書けなかったSFって気がする。
    早く続きよまなきゃ。

  • 惹き込まれて深夜にもかかわらず一気読み。といっても後2冊あるのか。今読むと東日本大震災を思い出す。

  • 大震災の中から立ち上がる人々、支える官僚の姿を描いたSFっぽいのに違う話。全3巻。
    震災後この本の内容を思い出すと勇気が貰えた。日本と比べて悲しくなることも……。

  • 久々に日本作家のSF(と言っていいのか?まぁSFだけど)!

    惑星レンカの首都トレンカを未曾有の大地震が襲った!
    政府も、行政組織も壊滅した混乱の中、若き官僚セイオが帝国再興に向け奮闘する!

    1巻は大地震とその後の混乱、救援、登場人物たちの配置がメイン。
    これからそれぞれの思惑で対立、共闘していくんでしょう。

    小川一水は初めて読んだけど、もともとライトノベル系の作者さんだったようで大変読みやすく、するするいける。
    ドロドロした情念とかはないけど、そういうのを求めなければおすすめ!
    あ、SF部分もこの舞台設定のためって気がするので、ハードSFとか求めるのも×。
    (地震もただの地震じゃなさそう・・・って前フリはあるけれど)

    さぁ2巻買ってこよう!!

  • 震災後

  • 黒川さん所有
    →12/02/26 浦野さんレンタル
    →13/03/20 返却

    3巻、読了しました。
    なかなかヘビー…、もとい、読み応えのある作品でしたよ!
    大地震で世界が壊滅し、その後、市民の力によって復興を遂げていくというストーリーが今日的で、惹き込まれました。
    日本は3.11から早、2年。
    すでにその記憶も、忘却の彼方へと追いやられてしまった感があります。
    そんな現代日本の無関心さも、改めて痛感させられました。

  • 小川一水は今年最も読んだSF作家だと思う。復興にかける主人公と現実の日本政府を比べた気がします。

    この主人公のモデルが後藤新平だったのを、知り合いの今年の7冊に後藤新平の本があって思い出しました。

    私はこの本がとても好きです。(この作家だと第六大陸と同じぐらいだいすきです)

  • この本を一番先に読んでいたら他の本に手をださなかった気がします。震災・復興・立場を違えた色々な人間の思惑と行動が交差し、果ては外宇宙の他国の政治が絡んできてう~ん、と言う感じです。この作者のディテールの細かさにはいつも痛み入るのですが今回はちょっと色々とエピソードが絡みすぎて分かりづらく、本筋を追うのに苦労しました… 自分の頭の中で地球ではない宇宙のどこかの惑星、と言うのが一番先に頭にあったからかも知れないのですけれども。

    後もうひとつ気になったのが挿絵です。今まで挿絵の無い文庫だったのでちょっと戸惑いました。絵が良いとか悪いとかではなく… 絵で表現されると良くも悪くもその表現の範疇に収まってしまうなあと…

  • 1巻は圧倒的。大地震に遭った都市の悲惨な被害を、ここまで書き抜いた小説に初めて出会いました。(1~3巻読了です)

    気に入った点、
    ①登場人物
    主人公の責任感/生き様は見事と言うしかない。
    しかし、しっかりと苦悩も描かれていて、短時間で完全に感情移入しました。
    ②ストーリー
    展開の面白さに引き込まれ、2巻3巻もひと息に読みきりました。
    ラストも未来を積極的に創っていこうとする姿勢に共感が持てます。

    ただし、評価が難しいシリーズです(3冊完結です)。
    いい所、すっきりしない所がどちらもはっきりしていると思うので。
    ・圧倒される精緻な描写力、展開の面白さ→◎
    ・登場人物(特に主人公サイド)のキャラクター→○
    ・登場人物達の善悪がごちゃ混ぜ but 各主張をぶつけ議論する場面が無い→△
    ・重要な登場人物 スミルの役割、目指す像→??

    今の時節だからと安直におススメはできませんが、SFや素直な小説が好きな方は楽しめると思います!

  • 全3巻、未曾有の大災害との戦いと壮絶な政治的ドラマの両方をSF設定で楽しめる骨太エンターテインメント。主人公、ほんとストイックだよなあ・・・そのへんの朴念仁ぶりもあわせてどうぞ。

  • 文章が致命的に下手…。なぜ???老ヴォールと同一人物とも思えないくらい酷い。

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著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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