本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (602ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150308117
感想・レビュー・書評
-
分厚いです。
作者の構想5年、執筆3年と言われている作品です。
暗号、密室、アリバイ、叙述、メタ、見立て、作中作、1人2役、顔のない死体、アンチ、ダイイングメッセージといろいろ出てきます。
萩原規子自身の事件、そして、彼女が読み進める善知鳥良一の手記のどちらにもこの作品をミステリたらしめている謎めいた怪事件が発生しています。
この謎をどうやって解決するのでしょうか。
下巻に続きます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリ作家・山田正紀の名を不動の物にした1作!絢爛豪華な長編推理が読みたいならコレ!
-
平成元年東京。編集者の萩原祐介はビルの屋上から投身、しばらく空中を浮遊してから墜落死した。昭和13年満州。建国新廟の奉納オペラ『魔笛』を撮影すべく<宿命城>へ向かう善知鳥良一らの一団は、行く先々で”探偵小説”もどきの奇怪な殺人事件に遭遇する。そして祐介の妻・桐子は亡き夫を求めて、50年の歳月を隔てた時空を行き来することに……”検閲図書館”黙忌一郎が快刀乱麻を断つ第55回日本推理作家協会賞受賞作
-
2005/10/02