不動カリンは一切動ぜず (ハヤカワ文庫 JA モ 4-1)

著者 :
  • 早川書房
3.11
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  • (3)
本棚登録 : 261
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310103

感想・レビュー・書評

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  • タイトル、表紙、設定とゆうか世界観は良かったけどー…なんか色々足りない感が残る。神様とか出てくるのはいいんだけどね。全体的にのめり込めなかったな…。まあ面白くない!ってわけじゃないから最後まで読んじゃった。
    タイトルは、好きです(笑)

  • この間本屋でみかけてずいぶんかわいらしい表紙だなあと興味を持ちました。でも買う決め手にかけて図書館で検索したら発見。便利だな、図書館。

    これはなんというのか。色々と実験的なお話だなあと思いました。性欲というものが(事実上)無くなった時、人と人の間に存在する愛情というものはどう変化していくのか。…とそんな難しいことは書かれておりませんがこっちの方にもっと踏み込んでもらった方が面白かったかも。そして敵と仮定されている存在が(組織?)ステレオタイプすぎて残念。他の設定は色々と面白いのに。

    仏教の話なら仏教の話、心の話なら心の話、宗教の話なら、少女同士の友情なら以下同文、とした方が面白かったのではないでしょうか。と思いました。今時の話なんでしょうね、きっと。

  • (2010.12)

  • 設定は面白い。だが、無理矢理大団円にもってった感が拭えない。

  • タイトル買い

    前に読んだ『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』の人なんだね

    あれは話としては面白いのだろうけど、合わんかった思い出

    今回は序盤中盤、伏線の種撒きでたるいけど、後半は一気に解消していくのでよかったけどね

    腑に落ちないところも沢山あるー

    天教とか怖すぎるのだが…あと国のあり方とか…

    ハルヒ教じゃねー

  • 設定はすごくいいのに…生かしきれずに終わった?
    前半は独特の意思伝達システムと不思議ないくつかの事件で興味をそそられます。
    そこからいくつかの複線が明かされていき、いったいどんな結末になるのかと期待したのですが、が!
    なんかすごく違和感のある最後に…。不動明王が出てきたあたりから徐々に納得いきません。とても残念なきぶん><

  • うーん。ところどころイタいなぁ。著者は既にいい年(失礼)のはずなんだが、まさに、どこの厨だと言いたくなるようなパーツが含まれる。それも味わいの内と言えばそれまでだけど。
    ただ、仏を感得すれば人格が変化するってのは、あまりに御都合主義じゃないかなと思う。というか、禁じ手かな。ネタバレになるが、不動明王化してから、アクションをこなすカッコイイ超能力者(そうは書いていないが、結局そうだよ)になって、物語が動き出すというか、カタルシスに繋がっていくので、よけいそう思う。あとは、無邪気にユングとかつまみ食いしているのもある意味痛い。トンデモ設定でも、突き抜けて見せれば名作になるんだが、トンデモに依存して回帰する物語は楽しめないわけです。

  • 面白かった。面白かったけれど、私がこの本を買ったのはあらすじを見て「近未来青春冒険モノかな」と思ったからで、大筋はその通りなのだけれど後半からの展開が予想斜め上過ぎた。
    「そんなの求めてなかったです・・・」という気持ちと「どうしてこうなった」という気持ちがないまぜになったような読後感。
    冒頭のプロローグにちゃんと伏線はあったし、それをきちんと回収した内容ではあるのだろうけど釈然としない。

  • ちょっとものたりない。

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著者プロフィール

森田 季節(もりた・きせつ)
『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』(MF文庫J)にてデビュー。
ほか『きれいな黒髪の高階さん(無職)と付き合うことになった』(GA文庫)、『不戦無敵の影殺師』(ガガガ文庫)、
『お前のご奉仕はその程度か?』、『伊達エルフ政宗』(GA文庫)等。

「2020年 『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました14』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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