- Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310127
感想・レビュー・書評
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もう上巻と下巻がどこで区切られてるのかも忘れたけど、自分にとっては、この人の作品は他者が一切出てこないと感じる。子どもの頃にこういう閉じた作品に出会えてよかった。
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異質のいーさんが
脳内は「フリーザさま」になって
読み進めてしまった...
妙興寺ブックオフにて購入 -
この本が書かれたのはかなり前のようだけど、時代を感じさせない部分が結構あって、新井素子のすごさを感じました。
キャラクター達もみんな魅力的でよかった! -
脳内会議の様な内容が多くて内容も重複していて読みにくいです
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懐かしいよー。拓ちゃんがらみのエピは結構覚えてた。やっぱ印象強かったんだな。このメタ構造含めたハチャメチャ感、キャラの個性、勢い、思想の青さまで含めて、子供の私には魅力的だったのを思い出す。初期素子さん作品を客観的に読むのは無理だな……。
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わたし、「新井素子」は小説を書いていたらなにか白い空間でぼそぼそ言っている人がいて、気が付いたら「彼ら」がそこにいた!
旧作の新装版(ショート二本付き)私は中学生から高校生の頃は、新井素子にどっぷり漬かって育ち、影響もかなり受けていました。この作品は新井素子ワールドをそれこそ物語にしてしまった!というようなもので、元々新井素子さんの物語は、人物ひとりひとりが新井素子っぽいなーというところがあるのを、世界全体にほんとうに広げてしまったようなところが、ファンにはたまらない作品でした。「新井素子」の部屋という小さな部屋から、どんどん世界が「新井素子」に侵食されていき、「革命」にまで持ち上がっていくのをあぜんとみていくしかないです。
読み始めたら夢中になってずーっと読んでしまいました。基本的には、しあわせな世界の中でのやるせない出来事、そんな新井素子さんの世界がこの話には集約されていると思います。書き下ろしのショートは、……まだこの言葉づかいでかけるのか!と驚きました。あ、表紙は吾妻さんのままがよかったなー。少女マンガ風も違うと思うし、なかなか難しいっすね。 -
うん、普通に楽しく読めるお話。でもちょっと考えさせられるところもあって…
小学生か中学生の頃に読みたかったな~ -
新井素子作品20年ぶりに再読。20年ぶりでも、やっぱりおもしろかった! そういう作品はめったにない。新井作品のなかでもイチオシ。
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上巻はバタバタした感じで単純にエンターテイメントッテ感じだけど、下巻では物語中で起こる動物革命を引き合いに人間とは何ぞやみたいなテーマが掘り下げられて行って、熱い。
とても良かった。