半端者(はんぱもん)―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 474
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310257

感想・レビュー・書評

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  • ススキノ探偵シリーズの「俺」がまだ探偵になる前の話。
    フラフラとススキノを飲み歩き、そこにいる仲間と遊び、金には困らず、女にはそこそこもて、情にあつい。そんな男に憧れる。
    この本ではビックリするような事件も起きないし、話があっちこっちいき、どれも収束されず、ムダな感もなくはないけど、雰囲気としては最高なのだ。
    読んでいるときは、まさにススキノにいたので、なりきっている自分がいる。
    本ってそういうとこあるよな。

  • 2018.9.7

  • 授業にも出ないで昼間から酒を飲み、思い通りにならない現実に悩みながらも、また酒を飲む。ひょんなことから知り合った謎のフィリピン女性、フェ・マリーンと恋に落ちた大学生の“俺”は、行方不明となった彼女を捜して、ススキノの街をひたすら走り回る。若き日の“俺”、高田、そして桐原の人生が交錯し、熱く語らい、ときに本気で殴り合う。

  • 俺や高田、桐原の青春が交錯する前日譚、すごくいい。
    桐原はまだチンピラで、小さな正義感を満たしたことに対し俺に礼を言うところが不器用で青臭くて可愛い。高田はまだ真面目な学生をやっていて、なんというか俺との腐れ縁感もまだまだ乏しい。普通の友達って感じが新鮮。そして俺=未来の探偵は、まだまだ女に心を揺さぶられる。バーにかかって来た電話のようなある程度した男の抑制されたすけべ心ではなく、心の底から動揺し、矢作俊彦に手紙を書こうなどと突拍子もないことを本気で考える始末。若いなー。
    荒磯の大将のエピソードや、家庭教師のエピソードなど、とにかく俺の日常的な部分が濃密に描かれていて楽しい。なかなかいい青春だよなー。

  • ススキノ探偵シリーズ11作目。
    しごく当たり前のことだけれど、ススキノ探偵の「俺」にだって若いときはあったのだ。
    高田とはもちろん交遊があり、桐原ともすでに顔見知りだ。
    どんな生活なのかと思えば、あまり大きな違いはない。
    「俺」はやっぱり若くても「俺」で、基本的な性格は変わってはいない。
    大学生活を送りながら、怠惰な時間を送る日々。
    だけど、ススキノの歓楽街に出入りはするものの、まだススキノに溶け込んではいない。
    親しくなった女性が姿を消したことから、「俺」は彼女を捜してどんどん深みにハマっていく。
    気づけばけっこう怪しげなところまで踏み入っていて、謎は少しも解けそうにない。
    いかにも「俺」らしい展開だ。
    脇本先生に手紙を訳してもらう場面は、ちょっと「俺」がかわいそうになってしまった。
    いなくなってから気づく気持ちって確かにある。
    二度と会うことはないとはっきりわかってから、「俺」はようやく自分の気持ちに気づいたんだろう。
    恋とは違うかもしれないけれど、ある種の喪失感じゃないだろうか。

    「ススキノ探偵」シリーズを読んできたからこそ、この物語の面白さがわかる。
    もしも、まだシリーズを読んでいないのにこの物語を手にしてしまったら・・・。
    ぜひ、先にシリーズを読むことをお勧めする。

  • おもしろかった

    なにやらおもしろいとは聞いていたススキノシリーズ。
    映画もおもしろかったし、いつかは読もうと思っていたのだが、なかなか1から順にお目にかかる機会がなくどーしたもんかなーと思ったいたところ、これはそれ以前のストーリーとのことで、手にとる。

    飲んでんなー
    ひたすら飲んでんなー
    酒漬けの日々、としかいいようがないが、
    それでも家庭教師ができてるところが笑える。

    飲んでー飲んでー、賭けてー飲んでー
    そうやって探偵さんができあがったってとこですか。
    老人追い出し問題の決着が意外な決着をみたとこが好き。
    あと「ケラー」のマスターが断然魅力的。
    こーゆー人のいる店でお酒飲んでみたいですなー。
    っつってもバーというもの自体に縁もゆかりもないんだが、おいしいお酒とゆーものには興味あり。
    先日カクテルの世界チャンピオンの番組やってましたが
    あーゆーひとがつくるお酒とゆーのはホントにどんなもんなんだろーと思うね。

    酒と女と暴力と金と、
    うーん、いい意味でハードボイルド要素満点でおもしろいっす。
    しかし、潜入捜査の女性2人がそろってまだいわゆる半端者の学生2人と関係をもったのはなんのため??
    え?ホントに愛なわけ??
    そこんのところがイマイチよくわかんなかった。

  • 分かりやすいハードボイルド。
    常に行動から描写し、後に心理が続きます。
    ただただ無骨にまっすぐに、不器用な雰囲気が男だね。

  • 若き日の俺さんの物語。既に俺さん時代が過去のものなんで更に過去と言われてもそれほど違いは感じない感じ。

    詳しい人はフィリピーナのダンサーが襲来した時期というのはひとつのトピックなのかもしれないけどね。

    同じく若き日の高田や桐原との絡みなどそれなりに面白かったけどそれ止まりなんでまぁ★は3つというところで。

    ちなみにジャンルはミステリーではなく青春ということで。

  • 2015.1.15-4
    ミツオは桐原だったのね。そして桜庭。なるほど。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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