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- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310653
感想・レビュー・書評
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全1巻。
今まで読んだ著者の作品の中では異質。
主人公が女だし、町人だし、何よりミステリーだし。
しかも途中オカルティックな展開になってみたり。
外人が泊まる定宿の娘姉妹の視点で、
シーボルト事件、その裏に隠された陰謀に迫る
オカルトミステリー。
個人的には中途半端な印象。
史実の新解釈だったり、
オカルトで事件解決だったり、
隠密が暗躍する政争だったり、
海賊組織との対決だったり、
恋心だったり。
いろいろちりばめられているものの、
それらがいまいちまとまらずにパラパラッとしてて、
で?って感じ。
あんま入ってこなかった。
でも、間宮林蔵の造形は新鮮。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯には「江戸後期、日蘭交流に身を尽くした姉妹の物語」とあります。ハイ、だまされました。