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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784150310936
作品紹介・あらすじ
崇拝者によって神へと祀り上げられた宇宙海賊・■冥は? 6年ぶりのシリーズ最新長篇
感想・レビュー・書評
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読書備忘録863号。
★★★★★。
神林さんのライフワークのシリーズは「戦闘妖精・雪風」と「敵は海賊」。
ジジイの読書ライフワークでもある。
ホントにうっかりしてました。
改めてシリーズを確認したら最新刊が10年前に出ており、記憶にないタイトル!
ヤバい!私としたことが読んでなかった!早速拝読。
その前にちょっと寄り道。図書館四方山話ですが、この作品、品川図書館として蔵書1冊のみ。品川本館図書館にある!となっていた。早速、新馬場までチャリでシャコシャコと。しかし幾ら棚を探しても見当たらない!
で、改めて図書館サイトを確認したら所在が「4F書庫」となっている!ビックリ!開架に陳列されているのではなく書庫に保管されていると!初体験!
係の方にお願いして出してもらって借りた。借りた本には栞が挟まっており「書庫保管の蔵書は傷みやすく貴重な資料。丁寧に扱ってね」となっていた。
勿論ですよ!敵は海賊ですから!
ということで読む前から無条件★5つ決定。
先日読んだ奇病庭園の川野芽生さんを高評価する感覚と一緒ですね。わたくし。笑
改めてシリーズ紹介です。
宇宙海賊とそれを取り締まる警察との闘い。その日常を、ユーモア溢れながらも、正統なSF、そして神林哲学満載に描くスペースオペラです。作品の表紙は毎作、可愛い黒猫(ではない)のアプロ。とんでもなく凶暴ですが。
主要登場人物紹介!
①広域宇宙警察・対宇宙海賊課
・火星の人工衛星ダイモスに基地を置く。
・主人公の一人:ラテル・ラトル・サトル(略してラテル)。人間。一番まとも。
・主人公の一人:アプロ(略してアプロ笑)。黒猫の外見をした異星人。食べることしか考えていない。なんでも食べる。エネルギーだろうが空間だろうが普通のハンバーガーだろうが。精神凍結という技を持っており、相手の精神を凍結させてしまう。例えば、仕事にやる気満点の時に凍結されると、どこまでも仕事をやり続けてしまう。解除するのはアプロだけにしかできない厄介な技。ラテルは時々被害にあう。
・主人公の一人:ラジェンドラ。人工知性体。ほぼ人間。感情も人間並み。嫉妬深い。海賊課所属の対コンピュータ宇宙フリゲート艦(全長400m)に存在する。このフリゲート艦をラジェンドラと呼んでも間違いではない。
・脇役として、海賊課のチーフとか同僚がちょこちょこ居るが、大したことはない。
②海賊
・海賊の頂点・伝説の海賊・唯一無二の敵:匋冥(ヨウメイ)・シャローム・ツザッキィ。表社会の名前としてヨーム・ツザキとか名乗ることもある。天才。感情豊かだが容赦ない。毎作品、どこかに出てくる。匋冥の良心を切り離した白猫クラーラ(愛くるしい)が居るんですが、今作には登場しなかった。
・カーリー・ドゥルガー:巨大(全長1.6km)な海賊船であり人工知性体。ラジェンドラと同格。女性の声。サイズではラジェンドラの比ではなくデカいが、性能などは絶対負けてないとラジェンドラの鼻息は荒い。カーリーはデカすぎるので、船内に収容しているガルーダという駆逐艦で移動することも多いが、ラジェンドラ的には鼻くそレベルで敵ではないと思っている。
・ラック・ジュビリー:匋冥の右腕のような存在。こいつも良いキャラ。今作も良いキャラ。
今作は、ある事件の報告書をラジェンドラが物語風に語るという構成。
物語は匋冥神を崇める新興宗教の存在を軸にしたドタバタスペースオペラです。
話の筋は以下。
①ランサス・フィラール星系の家出人捜索の指令が海賊課に下った!海賊課が家出人捜索?
②家出人はフィラールの巫女サフラン・メートフの双子の弟ポワナ・メートフ。巫女は双子の姉弟の姉がなると決まっており、弟は巫女就任と共に(社会的に)殺される。すなわち公式には存在しない。そのポワナが海賊になりたくて家出をしたというくだり。
③ポワナは海賊の街、火星のサベイジに流れ着いて匋冥に遭遇した。そしてカーリーに乗船・・・。
④どうやらフィラールでは匋冥教なる宗教が起きており、匋冥は神であると。それに感化されたポワナはサベイジに。そして匋冥に対して、人間である貴方は匋冥ではないと、いけしゃあしゃあと断言する。
⑤ここから数十ページに渡る海賊哲学の展開。これが面白くて読んでる。雪風におけるフェアリイ空軍の哲学的存在よりは明快でありながらやはり神林さんの深堀感がたまらない!哲学展開の結果、匋冥は匋冥教を教徒と共に抹殺することにした。そして一路フィラールへ。
⑥ラテルたちはラジェンドラの解析結果をもとに、カーリーにポワナが乗っており、フィラールへ向かうと推論し、先回りしてフィラールへ。姉のサフランと共に。
そして、海賊課、匋冥教徒、匋冥、双子の姉弟の役者がフィラールに揃いドタバタドタバタ!おもろすぎ!
今回は匋冥の唯一無二愛した女性シャルファフィン・シャルファフィアも久しぶりに登場しておもろい!
結局、匋冥の能力・実力には、悲しいかな海賊課も分が悪いという結末。
次作が楽しみ!10年後であれば、そろそろ出るな!
ホンマに世界観がバツグン。神林ユーモアがバツグン。
ジジイにとって唯一無二のシリーズでした。
ただ、今作、アプロの暴れ方がいつもより弱い。
若干ドタバタが物足りなかったですが、★5つは変わらん。 -
終わりが中途半端なので、その後的な後日談もあっても良かったかも。
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回を追う毎にラテルやアプロより匋冥の方が人間くさくなってきましたね。
神林さんの興味は匋冥の内面に移りつつあるのかも。 -
ラテルたちも匋冥もぶれないですね
ラジェンドラ好きなのでラジェンドラ目線なのは楽しかった -
敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)
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久方ぶりの「敵は海賊」シリーズ。
懐かしいキャラクターが登場してみたりはしたものの、ちと物足りない読後感だった。
なんというか、ステレオタイプというか。
神林御大の作品ではなく、トリビュート的な感じとでも言うか。
個々のキャラクタがしっかりと立ちすぎているから、なのかもしれないな。
とはいえ、いろいろと不満点はあるものの、しっかりと面白い作品ではあった。
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おもしろいと思ったが、何がおもしろいのか自分でもよく分からない。今回は、アプロがおとなしかった。ランサス星系の惑星フィラールの首席女官シャルファフィンが登場するということは、「敵は海賊・海賊版」の続編ということになるのかな。残念ながら、「海賊版」の方は、話の筋を忘れてしまった。
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ちょ、まさかの夫認定にぐわっとなりました。なんて、かわいい。
2度目のラジェンドラさま!
アプロも、そうかーラテルの膝でねたいのかー、と。可愛すぎるわ。
ホテル支配人の日記が良い。 -
宇宙フリゲート艦に搭載された対人知性体ラジェンドラによる報告書。というわけで、冷静沈着かつ客観的分析のもと「わたしは優秀で高性能」と言ってはばからないラジェンドラいっぱい楽しみました!ラジェンドラ大好き!ラジェンドラ大す(略 ランサス・フィラール絡みの話とまとめることも出来るけど、今回のは現実と虚構についてのお話なんだろうな。どたばたスペースオペラ感は薄めだけど、これはこれで非常に好み!
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海賊ヨウメイが主役です。
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「ラジェンドラ・レポート」と副題はついてるけど、今回はラテル主役かな(ヨウメイは抜きにして)。アプロがあまり動かないのが寂しい(直前に読んだ「A級の敵」がアプロ主だったのもあり余計に…)。ラジェンドラの報告という形をとっているけれど、あまりにも人間すぎてちょっと活かし切れていないかな。神林作品の、理解がついて行かないほどの「引っ張られ感」はあまり感じられず、結局無難にまとまってしまったような…
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これが出たのを知らないまま1年半過ごしていた時のショックがががが。
何か今までと雰囲気が随分違うなあと思った次第。しかし懐かしいメンバーの名前がどんどん出てくるので、よっしゃラテルがボンボン設定なのも出るか!と思ったのに出なかった時のがっかり感よ… -
ラジェンドラの魅力全開。ヨウメイ教をめぐっての海賊対海賊課の駆け引き。
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久し振りの神林作品、そしてかっこ「敵は海賊」シリーズ。
海賊のほうがカッコいいというか、パワーあるぞ。もっと頑張れ、ラテル!
アプロの不条理さ加減も今回はそんなにふるわない?
シリーズの雰囲気よりも物語を否定する猛者の心意気に流された感じ。
もっと、本質的な両者の対決がみたい! -
ラジェンドラがついに主役の座を獲得…とまでは出張ってはいないけれど、言葉の定義に厳密で生真面目なラジェンドラが語り手だと、いつものドタバタ(それももちろんあるけど)とは違って楽しい。
これも「言葉」を意識した著者の試みなのか、それは分かりませんが。
ヨウメイが海賊志望(?)の若者に思いがけないほど優しく懇切丁寧に説教してやる展開は、ヨウメイに憧れる読者も必聴かもです…。 -
ラストが不可解。どうしてそうなるのか分からん。
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久しぶりに読むと こんな読みにくい文体だったけ?って やっと慣れてきた頃に バツんと終わってしまった感じ。でも このシリーズはやっぱり好き
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久々の『敵は海賊』。
海賊・ヨウ冥が神の領域に踏み込み「神の座」を壊すという、機械知性体のラジェンドラには全く意味不明な事件を、ラジェンドラ自身が自らの共感能力を発揮して物語形式に記述したのが本書「海賊の敵」である…と、自分で書いてても意味不明ですが(笑)、端的に言うといつもの『敵は海賊』。
ラテルチームはいつも通り。ヨウ冥は益々人間離れしてるような。
それにしてももしヨウ冥がラジェンドラのリアルに踏み込み込めるとしたら、それはもうアプロ並みなんじゃ…と、ヨウ冥に知られたら殺されそうな事を思わず考えてしまう。 -
久々に某大物海賊の思考の原点を思い出した気がします。
だが終盤何が起きて誰がどうしてどうなったのかちょっと想像が難しかった。 -
宗教をからめて海賊課が大暴れ....というほど暴れていないような。ラジェンドラ視点の報告書の形を取っているので、全体的に落ち着いた印象を受けました。
著者プロフィール
神林長平の作品
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感想 :

本を返すのは24時間365日イケますよ。
多分全国の図書館共通の機能デス!
本を返すのは24時間365日イケますよ。
多分全国の図書館共通の機能デス!
物語中にはもっと舌を噛みそうなユーモア満点エピが一杯です!
土瓶さまに読んで頂ければ★1つくらい頂けるかも!
物語中にはもっと舌を噛みそうなユーモア満点エピが一杯です!
土瓶さまに読んで頂ければ★1つくらい頂けるかも!
イケるイケる!神戸男子でイケるよ!
今日はコナミで泳いだあとスイマー女子と三ノ宮東公園の夜ピクニックという催しでクラフ...
イケるイケる!神戸男子でイケるよ!
今日はコナミで泳いだあとスイマー女子と三ノ宮東公園の夜ピクニックという催しでクラフトビールを楽しみましたよ!
裸人が通り過ぎても違和感なかったと思います!
ちょい寒かったけど(@_@)