狼の紋章【エンブレム】〔新版〕 (ハヤカワ文庫 JA ヒ 3-1 ウルフガイ 1)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150313111

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  • 平井和正『狼の紋章』ハヤカワ文庫。

    新装版として『狼の怨歌』と共に復刊。ウルフガイ・シリーズの第1弾。何十年ぶりかでの再読となる。この時代は平井和正、小松左京、筒井康隆などなどが全盛の時代で、どの作品を読んでも面白かった。

    『悪徳学園』と呼ばれる都内の私立中学校・報徳学園に突如転校してきた奇妙な少年・犬神明は学園の不良グループに目を付けられ、狙われることに…

    再読しても、なお面白い。単純明快なストーリーと若い男子が憧れるヒーロー像と丁度良いくらいのエロ描写。ところで神明という主人公と紛らわしい名前のルポ・ライターは必要だったのか今でも疑問。

    生頼義展のイラストが懐かしい。そういえば、ウルフガイ・シリーズの前に『悪徳学園』という作品もあったのを思い出した。

  •  もしかすると、純愛小説。

  • 平成になって初めて買った平井和正の本!
    平井和正の本は生頼義範の表紙じゃなきゃだよ~
    犬神明や東丈にどっぷりハマっていた少女時代を思い出してしまった。^^;

  • 『角川文庫』版

  • 平井和正の後書きで、この小説、拗らせてしまった作者の願望が入っていないか、という疑問が。

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著者プロフィール

 1938年5月13日、神奈川県横須賀市生まれ。
 1963年、漫画原作を担当した『8マン』(少年マガジン連載)は、その後自らがシナリオライターのチーフを務めてTBSでアニメ化され、大ヒットを記録する。
 1971年、『狼の紋章』が爆発的にヒットし、松田優作のデビュー作として映画化。『ウルフガイ・シリーズ』は若い世代の心を捕らえ、永遠のバイブルとなっている。
 1967年に刊行開始した『幻魔大戦シリーズ』は“ハルマゲドン”旋風を巻き起こし、総計2000万部を超える大ベストセラーを記録。1983年にアニメ映画化される。
 1994年、日本で初の本格的オンライン小説『ボヘミアンガラス・ストリート』をネット連載。『月光魔術團』『ABDUCTIONシリーズ』『幻魔大戦deep』など現在も精力的な執筆活動を続ける。

「2008年 『幻魔大戦deep トルテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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