天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART2 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-28)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150313593

作品紹介・あらすじ

セレスの向かう状況が風雲急を告げるなか、MMS、《救世群》、2PAの連合軍は、ミヒル討伐のためドロテアへと進攻するが――。

感想・レビュー・書評

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  •  残りあと1冊まできた。
     集結した宇宙諸族「橋なき岸の住人ブリッジレス」を説得するために、ユレインやラゴスら交渉団は、宇宙に浮かぶ巨大なリング「冠絡根環カンカラコンカン」へ。
     ドロテア内部に攻め入ったイサリやカドムらは、遂にミヒルを倒す。そしてミスチフがセレスから逃亡する。カルミアンの総女王によってオンネキッツによって超新星爆発がいまにも…

  • この巻も前巻同様に中編で構成されているけど、前巻とはうって変わって時間軸に沿った流れとなっている。ただ、舞台は多岐にわたり同時並行的に物語が進んでいく。
    内容的には、数巻にわたり貫かれた大きな物語に決着がつく場面もあり、解決策には若干の寂寥感を感じたりした。個人的には破壊ではなく、和解であって欲しかったというか。
    また、物語全体に脈々と流れているテーマについては決着はつかず、次巻に持ち越し。テーマの解決策も提示されたけど、「ここで数巻前の、あのテーマを持ってくるのか」とちょっとビックリした。もっと科学的な解決方法だと思っていたので。まぁ、これもこの物語っぽくてありだよな、とも思ったりもした。
    なんにせよ泣いても笑っても残り1巻。どのように物語が畳まれるのかを楽しみに待ちたい。

  • ここにきてもまだ終わりの見えない壮大な話だが、一旋次とミヒルのとこはクライマックスといっていいほどの場面だった。
    ついに次が最後と思うと感慨深い。


    レッドリートだけ何だったか気になるけど、最終巻にでてくるのかな?

  •  全10巻におよぶ宇宙SFシリーズの最終巻三部作の二作目。
     六千万年のあいだ、宇宙を侵略し続けてきたミスチフへの対抗策として、超新星爆発という強行手段に出ようとするカルミアンを止めるため、人類はアカネカという異星人とのコンタクトをはかる。
     このコンタクトのさなか、小惑星セレスの中心部では、人類を破滅寸前まで追いやったプラクティスとの最後の戦闘が開始される。本来ならこれはクライマックスシーンにあたるのだが、後半になってストーリーが予想をはるかに越える広がりを見せており、異星人との星間レベルの戦争の前ではかすんでしまうほど。
     色々な伏線を回収しながら、PART2は終了。

  • 3巻揃って購入したので、週末に一気に読んでやる、
    と思っていたのだけど、惰眠を貪ってしまったせいで時間切れ。
    本日、途中だった2巻を読了。

    これが、「途中」であったなら、ここで終わっていたんだろう。
    つまり、これまでの「天冥の標」のクライマックス級の終わり方。
    でも、これは最終シリーズの中巻。
    まだ、もう1巻、残っている。

    さあ、この壮大な物語に、どのようなピリオドが打たれるか。
    読むのが楽しみであり、読み終わってしまうのが勿体なくもあり。

  • 3で

  • 救世群、2PA、MMSの連合軍がついにドロテアへ侵攻。激しい攻防の末、一旋次やミヒルとの戦いに終止符が打たれる…

    ついにここまでやってきた…!
    オンネキッツやアカネカとの交渉はまだほとんど進展がないが、泣いても笑ってもあと1巻!
    ここまで来たら全員にとって悪くない結末を迎えられることをただただ望む…

  • 全10巻全17冊

  • リリーの話の壮大さに圧倒された。MMS人達が絆を深めていく様子が良い(特にオシアンが自らユレインと拳を打ち合わせるシーンで胸が熱くなった)。ドロテア内の生物の異様さにゾクゾクし、冠絡根環の生物の様子にワクワクした。ラゴスはやはり《恋人たち》だった(Ⅳ巻の内容をここまで引っ張るとは!)。ミヒルの最期が物悲しい。キャラ立ちしていたスキットル、ルッツ、アッシュの死が残念。アクリラが心配。次巻で最後かと思うと残念でならない。このままずっと読み続けていたい。

  • 【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000941119

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著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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