太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫 NV 109)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150401092

感想・レビュー・書評

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  • 22の短編集。
    中には「面白い!」と思う作品もあるのだけれど、当たり外れがある。

    1年に一度、霧笛と同じ鳴き声を持つ孤独な恐竜が、海の奥底から霧笛の音に誘われて海面に姿を現す「霧笛」

    恐竜時代にタイムトラベルをして、恐竜ハンティングに行く「雷のような音」

    田舎暮らしの文盲の夫婦が、街からの手紙を待ち焦がれる「山のあなたに」

    どの作品を「面白い!」と思うかは、きっと読み手の感性によるものだろうけれど・・・。

  • 寓話的作品群。読み書きの不自由な孤独な老女と甥の交流、黒人と白人の野球試合ににじむ差別などが良かった。

  • 「万華鏡」が絶版なので、訳者がちがいますがハヤカワのこれを。好きな小説は?と聞かれたらこれの「霧笛」だってここ10年くらい言っています。他の話(発電所 とか)も秀逸。

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著者プロフィール

1920年、アメリカ、イリノイ州生まれ。少年時代から魔術や芝居、コミックの世界に夢中になる。のちに、SFや幻想的手法をつかった短篇を次々に発表し、世界中の読者を魅了する。米国ナショナルブックアウォード(2000年)ほか多くの栄誉ある文芸賞を受賞。2012年他界。主な作品に『火星年代記』『華氏451度』『たんぽぽのお酒』『何かが道をやってくる』など。

「2015年 『たんぽぽのお酒 戯曲版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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