- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150505271
作品紹介・あらすじ
《NYタイムズ》の名コラムニストが、過去の偉人10人の生涯を通して「人格」を磨くすべを語る。大人版『君たちはどう生きるか』
感想・レビュー・書評
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育ちが違うとこうも違う
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謙虚についての表現、
人生には、他人への愛情と自分の在り方で
幸福度が左右する。時には心情に正直に、自制も必要。
漠然とした、なんとなくかは、的を得た表現で心を打たれた本だった。 -
f
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「惜しまれる生き方」 とは。
「履歴書向きの美徳」と「追悼文向きの美徳」。 -
下巻も素晴らしい。この本の効用は、過去の人物を新たに知ることができることだ。名前だけは知っている有名な偉人から、アメリカでは著名な人物かもしれないが、あまり知られていない人物の生きざまを躍動的に、淡々と語ってくれている。
著者も触れているが、いつの時代でもカウンターカルチャーを叫ぶ人がいて、その活動は一目を置かれる。本書もある意味カウンターカルチャー的な本である。現代の主流であるアダムⅠを称賛するものではなく、アダムⅡを称賛している。
アウグスティヌスの『告白』をはじめ、本書に登場する書物を読みたくなる。
しかし、我が家の一画には、まだ読まれていない本が多々あり、そちらから読むべきなのだ。寝る間を惜しんで読まないと読み切れない。とほほ。