- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150701109
感想・レビュー・書評
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ホームズが切り裂きジャックと対峙した「語られざる事件」の記録を、数十年後のエラリイが入手して...。ホームズとエラリイに時代差があることを活かしたストーリー。
ディオゲネスクラブやベイカーストリートイレギュラーズなどもりもり出てきて、楽しんで書いたんだろうなーと。正典と史実を妥当な感じで組み合わせていて、かつクイーンらしいひねりが効いたラストになっていて満足。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリ。作中作。
エラリイのもとに、ホームズと切り裂きジャックの事件を書いた未発表原稿が届けられる、という設定。
個人的な作者に対する印象とは違い、気楽に読めるエンタメ作品という感じ。
エラリイの情報屋のパートは、もはやコメディ。
結末はアッサリ。
コナン・ドイルの作風をしっかりと覚えていないけど、ホームズとワトスンの描写に全く違和感がないのは好印象。 -
久しぶりにエラリークイーンを読んだ。久しぶりと言ってもいつ依頼だ?中学生とかかも。
これはちょっと変わった話だった。 -
ホームズが切り裂きジャックと対決する話をクイーンが読む、という形式。
それっぽい感じはあるけど、やっぱり血の気多め、って感じはするなあ。
短いのでさらっと読める。 -
蔵書整理中。 栗本薫の最後の伊集院本の中に出てきて、確か持ってたはずと本棚あさったら出てきた。 クライマックスまでの巧みな構成と読ませる力には圧倒されたが、結末があっさりしすぎてて少し拍子抜け。。。
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エラリィ・クイーンは初読みです。
最初は読みにくかったけど途中からなんなく読めました。
切り裂きジャックとホームズの話。
その未発表原稿がエラリィに送られたという設定。 -
ホームズもエラリイも超ひさしぶり。
なかなかいい出来だと思う。 -
切り裂きジャックVSホームズの記録がエラリイの元に届けられた、という始まり。
エラリイと記録が交互に書かれていて、「リズムが悪い」
などと言うレビューもちらほら。
初めのうちは気になるけど、後半は気にならなくなってくる。
クイーン警視の扱いがテキトーすぎてちょっと可愛そう(笑) -
1966年発表
原題:A Study in Terror