- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150713027
感想・レビュー・書評
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殺人遊園地の続編。きっちり取り戻す。
中学時代、40年以上前に読んだ。最初の出会いは殺人遊園地だった。その後シリーズを読み漁った。パーカーに憧れて、犯罪者になろうとは思わなかったが、彼のように合理的で実現力のある人物になりたいと思った。今振り返ると、人生に、自分の美学に多大な影響を受けたように思う。逃亡の顔だけ手に入らず未了だったが、やっと40年越しに手に入れた。もったいなくて読めない笑
作者別名のウェストレイクのドートマンダーシリーズも大いに楽しんだ。
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悪党パーカーの3作目。シリーズを意識した書き方がされているので、伏線の回収は中途半端に終わるが、それよりも組織のボスの不甲斐なさが何とも言えない。ただ、登場人物の感情や仕事の準備におけるディテールは秀逸。時代を感じるのは仕方がないとして。
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81043.218
シリーズの中の一篇ということもあるかもしれないが、あまり盛り上がりのない話だった。 -
280
パーカーは反撃を決意した!整形手術で顔を変え、偽名を名乗っても巨大な<犯罪組織>の手は、目障りなパーカーを消そうと執拗に迫ってきた。これ以上逃げ隠れできないし、したくもない。もはや逆襲あるのみ!パーカーはアメリカ中に散らばる犯罪者仲間に連絡をとり、各地の<組織>の支部を一斉に襲撃した!と同時に、パーカーは騒然となった<犯罪組織>の中枢に単身のりこみ、その心臓部に喰らいついた!アメリカの暗黒街を舞台に、冷酷非情な一匹狼の犯罪者を描いた、俊英リチャード・スターク会心のハードボイルド!