大はずれ殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 2-2)

  • 早川書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150715526

感想・レビュー・書評

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  • 話が全然頭に入って来なかった。
    状況が理解できないというか。

    ユーモアミステリは好きなんだけど、この話の場合、ユーモアというより、ちょっと度が過ぎてる感じ。
    ドタバタ劇が魅力なんだろうけど、私にはちょっと合わなかった。
    人を殺すと平然と言ってのけ、その賭けに乗る、というのが不謹慎で、耐えられなかった。

    おもしろそうだったんだけど。

  • 大はずれ編。最初の方で新婚旅行が終わってからと言ってるので、違うことは分かりきってるけど、衆人環視のもとでの殺人という新機軸は面白い。新機軸と言っても、これは太平洋戦争前の作品。

  • ユーモアと上品さ。古き良き時代のアメリカがここにある。

  • J・Jマローン弁護士シリーズ。翻訳3作目。
    私としては1作目となる。
    1940年に発表された作品らしいが、そんな前に書かれたものとは思えなく、楽しく読めた。
    マローン弁護士と友人ジェークと妻ヘレンが、じゃんじゃんお酒を飲みながら殺人事件を解決する話である。
    賭けをしてしまったことから殺人事件に巻き込まれることになるのだが、思ってなかったかわいそうな結末となってしまう。
    くせになりそうなキャラがいい。

  • 主人公の3名(ジェーク、ヘレン、マローン)の3名が非常に魅力的。抱腹絶倒とまではいかないが、ユーモアミステリとしては佳作です。
    顔を会わせればひたすらライウィスキーを飲み続けている登場人物達、警察官にはなりたくなかった警部、警官の腹に蹴りをくらわせるヘレンの父親、ヘレンの常人離れした乱暴運転に翻弄されるギャングなど、周辺の人物もコミカルで良い。
    話のテンポも良く、小泉喜美子さんの訳も読みやすいので、軽く読めるオススメ海外ミステリですね。

  • これから殺人をおかすのでそれを暴いたら勝ちという賭けを魅力的な女性とした連中のお話。

  • 今回はユーモアとしては
    質が少々落ちます。
    はっちゃけ具合が足りないですね。
    二人の。
    まあそれは新婚甘々のためと
    勝手に想像しておきましょうか。

    事件は今回は
    絞られません。
    非常に残念なことに。
    ただ怪しいのはいることはいますが…

    というか相変わらず二人は
    無茶なまねをするものです。
    変な賭けがきっかけで
    事件に巻き込まれる人もひどいものです。


  • ジェークとヘレンの結婚したパーティーの席上、社交界の花形のモナーが「絶対捕まらない方法で人を殺して見せる。」と公言した。
    よせばいいのにジェークは、その賭けに乗る。
    モナーはナイト・クラブを賭けたのだった。
    翌日、混み合う街角で一人の男が射殺された。
    突然起きた殺人は、人がたくさん居たのに目撃者が無く謎に包まれる。
    ジェークは、殺された男の部屋に訪れそこに隠されていた箱を見つけたが警察が来てしまう。
    箱をベランダに隠したがジェークは、警察に連れて行かれる。
    弁護士のマローンの助けをえて翌日釈放されたのだが・・・。

    ジェーク・マローン・ヘレンの三人がモナーが起こした殺人事件?の謎を追う。
    本当にモナーがやったのか?
    この事件の真相は?
    そしてまた一人殺される・・・。

    ジェーク・マローン・ヘレンの三人の捜査をユーモアに書かれたミステリーです。
    あれよあれよと展開してるのですが、ミステリーの内容が頭に入ってこない・・・。
    ん〜アメリカ人の作品は俺には合わないようです。
    この作品は、たぶん映像向きではないでしょうか?
    感情の揺れ動きが書かれてないので、そこら辺が日本人の作品と違う所でしょうか?
    三人の発言と行動が際立ってるのが印象に残りました。
    ん〜やはり外人のは難しい・・

  • 大あたり殺人事件と対をなす作品。
    苦労人の弁護士マローンとその友人夫婦のコントのようなやりとりが好き。

  • これは面白いです。人がいっぱい死んでますがキャラクターが面白すぎる。2009/4/27

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著者プロフィール

Craig Rice

「2006年 『ママ、死体を発見す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

クレイグ・ライスの作品

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