幸運な死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫 28-4)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150715540

感想・レビュー・書評

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  • マローンの失恋譚。ミステリとしてはちょっと危ういが恋愛小説の特別版としては一級品では。

  • J・Jマローン弁護士シリーズ。翻訳8作目。
    私としては4作目となる。
    マローン弁護士と友人ジェークと妻ヘレンが殺人事件を解決する。
    マローン弁護士の女性好きは今までの作品のなかでも明らかだが、今回の作品では、死刑から逃れた女性にマローンが振り回される。
    せつない結末がよかった。

  • 絶世の美女に恋するマロ-ンがまさに大車輪の活躍。事件の真相を知る者が次々と殺されてゆく展開、酒場が巻き込まれていた「保護ゆすり」の脅迫事件とも絡んでいき、最後に黒幕の正体に迫る展開はさすがライス。各所にちょこちょこはいっているユーモアも良い感じで大満足です。
    ライスの作品はでてくる女性が皆ステキで、ヘアスタイルから衣装の描写までため息がでるほど格好いい。文字で読んでるはずなのに「眼福、眼福~♪」という気分にさせてくれますね。

  • 奇抜な設定ながら、読ませるし、ミステリーなのにやたら笑わされる箇所が少なくない…
    やはり、面白い、クレイグ・ライスの作品はたいしたものだ。
    クレイグ・ライスの魅力的なよいどれ弁護士マローンシリーズ。
    おかげで、本日のちょっと長い電車の旅?もあっというま。
    相変わらず魅惑のヘレンと傑作なジェイクご夫妻、お茶目な警部らの妙も健在
    そして恋するマローンが素適で切ないですね(笑)

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著者プロフィール

Craig Rice

「2006年 『ママ、死体を発見す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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