ジェゼベルの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 57-2)

  • 早川書房
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本棚登録 : 275
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150730024

感想・レビュー・書評

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  • 眠れない夜に読むのに最適な本です。
    眠くなるから…
    何度寝落ちしたことか。

    言葉が古いのと固有名詞が一定でないのと
    表現が回りくどいのとで
    ものすごく読みにくい本でした。

    でも最後らへんはちゃんと面白かった。
    きちんと整理して読めてたらもっと面白かったと思うけど、難しいから読み返す元気はない。
    新訳出たらいいな。

  • 状況は至ってシンプルなのに、不可能的状況はかなりハードな殺人事件。仮説を立ててもすぐに潰されて、どうなるんだと思っている所では種明かしをされると「あ〜、やられた」ってなる。そして、このトリックって、二階堂黎人『人狼城の恐怖』でも使われていない?

  • 長く積ん読にしていた一冊なのだけど、表紙のイメージでもっと劇的な崇高なクラッシックなミステリーなのかと。
    男女のジェラシーやら、鞘当て、根回し悪巧み。中世の鎧兜の味付けに竿立ちする馬たちと演出効果はバツグンなのだけど、持って回ったトリックの難解さや複数の個人の呼び名のなどで読みにくいところもあった。
    登場人物が少なくてよかった。

    謎が解けてみたら、あっけにとられる縁者たちの物語で古風なんだか私の読み込み方が遅れてるんだか…
    読み終えてみたら、やっぱり歴史に残る本だって事に今更ながら気が付いたのでした。

  • やっぱり濃厚。舞台セット上観客の前で起きる殺人。プロローグからしてインパクトあるが、その後の事件やキャラクター達の行動も目を離せない。繰り返し検証シーン多いが、解説山口雅也氏言うようにトリックやプロットの相乗効果を楽しんだ。

  • これは凄い。久々に心の底から驚愕。
    センスあるユーモアや、登場人物それぞれが抱える事情、二転三転するプロットももちろん素晴らしいが、とにかくトリックが強烈すぎて好きすぎる。
    名前のトリックも巧い。
    他の作品も読みたいんだけど手に入りにくいんだよなぁ

  • 巻末解説で山口雅也氏が「パズラーの限界(リミット)に挑戦」としているが、どうかな…。
    なんとも読みにくい翻訳調の文体。何度も繰り返される犯行の再現とその謎解き。よく分からない人物配置と部屋の位置関係。ハラハラというより、ダラダラの展開だった。
    おそらく原語で読めば面白いのだろうが、現代のエンタメの土俵では非常に苦しい作品といえる。
    ただし、アール・アンダーソンの首! 首だけの騎士、首を隠すマッキントッシュ。この狂気には拍手だ。ここだけは面白かった。

  • まずは訳がなんともぎこちなく、翻訳小説が世間様から疎まれるのはこういうとこ。
    それはそれとして。
    こういった「パズル小説(新本格とは言いたくない)」においてリアリズムを追求するのは野暮だということは百も承知だが、そこにも自ずと限界はあるだろう。人間の五感を舐めてはいけない。
    いっそ島田荘司くらいにぶっ飛んだ設定や魅力的な探偵役が存在すればそこも不問にふせるというものだが、いかんせん作者ブランドのそちら方面の筆捌きは凡庸に思える。

  • 予告殺人、密室トリックに容疑者全員の自白とテンポよく進む。ケントから来たコックリル警部の謎解きが始まる。

  • 長ぇ。
    いや、実際はそんなにページ数も多くないし、長くはないんだけど、読んでも読んでも終わらない。
    ホント、全然読み終わらない!
    話も何だか回りくどいし、状況とか場面も全然頭に思い描けない。
    すごい分かりづらかった。
    結局何だったの?という感想しかない。

  • パーペチュアには、この後幸せになって欲しいな。
    読了後、まずそう思った。

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著者プロフィール

Christianna Brand

「2007年 『ぶち猫 コックリル警部の事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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