降霊会の怪事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-19)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150747190

感想・レビュー・書評

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  •  19世紀のロンドンを舞台にしたミステリ。ちょうどシャーロック・ホームズが活躍していた頃の話だけど、こっちの探偵役は警察である。

     まさにタイトル通りの話なのだけど、メイントリックに電気が絡んでくるのがミソである。過去を舞台にしたおかげで、わりあいおおらかなトリックで、読んでいてイメージしやすい。とってもフェアだし、よくできた、古典的味わいのミステリである。

     これでもか、というような不可能犯罪を期待すると、ちょっと肩すかしかもしれない。でも、当時の風俗やユーモアを交えた人間模様とゆったりと楽しむには、ちょうどよい感じだ。気持ちがよかった。
    2009/8/7

  • ピータ・ラヴゼイを読むのはずいぶん久しぶり。たまにはこういう時代モノのミステリーもいいね。

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