- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150778019
感想・レビュー・書評
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頑張ってほしい
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まともに取りあう気はなかった。人殺しがしたいので手伝ってくれ、などという依頼は聞いたことがない。中年の会社重役がいきなり事務所にあらわれ、麻薬密売をめぐるトラブルに巻き込まれ命を狙われている、と訴えるのだが、わたしはことわった。探偵とは名ばかりで、わたしは事故専門の調査員なのだ。この男が殺されたのを知ったのは翌朝だった。人間には、できることとできないことがある。わたしにはできないことかもしれないが、探偵のまねごとをやってみる気になりだした……。なにごとにも控えめな探偵の危ない活躍を描く新シリーズ第1弾。
原題:Detective
(1987年) -
探偵と言ってもしがない保険屋探偵の元に妙な依頼が舞い込んで・・。とにかく面白い。ダメダメ探偵の奮闘。
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私立探偵の肩書は名ばかり、事故専門調査員スタンリーのもとに、人殺しをしたいという依頼人がやってきます。断ると翌日彼は死体に!結局彼はその事件に勝手に首を突っ込んでいくのです。ハードボイルドってなんだっけ?と思うほど、彼はとても弱気です。銃が怖いし、乱闘で顔に青あざ作ったり致しません。頭がいいのか運がいいのか、あるいはただ単に偶然が重なるのか、でもとにかく信念に従い行動力だけは抜群で、いつの間にか彼を全力で応援しながら読み進めていました。脇キャラも立っていて楽しめたのでシリーズの続きも是非読もうと思います。
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以前に図書館で借りて読んだかもしれない作品。全然覚えてないけどf^_^; いわゆる、ヘタレ探偵が、相談を受けたものの依頼を断ってしまい、その後その依頼をした男が殺されるところから始まるお話。 登場人物が名前だったり、あだ名だったりなものでちょっと混乱するけど、概ね大丈夫。 ハードボイルドでもなく、腕っぷしも弱々しい。でもがんばるオトーサン、みたいな話でスラスラ読めます。続編もあるみたいなので読んでみたいです☆
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とぎれとぎれに読んでしまったのでなんだかよく分からなかった。第1作目ということもあってか、スタンリーのキャラクターがちょっとかっこいい。そういえば映画化の話はどこへいってしまったのだろう?
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久しぶりの再読です。
先日ケンリックを読んで肩透かしを食らったので、同じく若い頃に嵌った「控えめ探偵ヘイスティング」シリーズはどうかと…。
持ってるのは1992年の4刷。20年以上前だぁ。
結論からいえば、飛びぬけてでは無いですが、なかなか面白かった。
なんといっても役者崩れで小説家志望の主人公の設定が秀逸。探偵の看板を挙げているものの、ほとんどは階段やら道路の穴っぽこの写真を撮るのが仕事。さすが訴訟の国、穴に躓いて骨折したら弁護士を雇って道路の持ち主を訴えちゃう。その弁護士の下請け。拳銃は持ってるだけで自分の股間を打ちぬきそうで怖い。たまにスラムでの仕事があると、玄関にたむろする黒人が怖くて、足の骨を折った依頼人に5階から降りてきてもらう。
そんなハードボイルドと真逆な「控え目探偵」が、思わぬことから凶悪事件に巻き込まれて、というのがこのシリーズのパターンなのです。
気弱さにニヤニヤしながら、それでも何とか(時には全くラッキーに)事件を解決してしまう奮闘ぶりが面白いのです。 -
う・・ん、面白いことには面白いのですが、ちょっと単調というかシリーズ第一弾ってこんなものなのかもしれません。
探偵といっても事故調査専門の調査がメインで、大人しい探偵さんなのですが、殺しの相談をされてしまうんです。
でも係わり合いになりたくないから、説明を受ける際にあだ名的な仮名を使ってもらいます。
話が進んでいく中に、その仮名が誰であるか?という謎解きもあります。
その殺人を相談した相手が殺されてしまい、使命感に燃える主人公。もともと弱い人だからいろいろと困難にもぶつかり、見事解決するわけなんですけどねぇ~。
最初にも書きましたが、イマイチ単調に感じ、読むのが辛くも感じました。最後は最後で面白いんですけどね。
う~ん、翻訳かな? シリーズ物ではありますが、あまり触手は動きません。
ゆるいミステリー小説が好きな方にはいいかもしれません。
運良く手に入ったら読むかなぁ~みたいな感じです、今のところは^^; -
1〜2章のスタンリーと依頼人とのやりとりが面白い。
麻薬の密売人達に、ディズニーキャラクターの名前付けちゃうなんて。
でも、その後はまあまあかな。
麻薬に対する考え方が違いすぎるのもちょっと…。