- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150795535
感想・レビュー・書評
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2016/05/22読了
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図書館で。
リンカーンライムシリーズは何作か読んだのですがこれは初期の頃の作品みたいですね。
読んでいてリズの危機管理意識の低さに結構イライラしました。正直嵐と殺人鬼の両方から逃げないとか自殺願望が強いんじゃない?と思いましたが。私だったら台風が来たら真っ先に逃げるけどな~ まあそれじゃお話にはなりませんが。
それにしてもスキンヘッドの頭を青く染めた大男とか怖いなあ~ そのうち彼は違うのではないかという気もしてきましたがその辺りに至るまでの伏線は面白かったです。また何か違う本も借りてみようと思います。 -
筋肉隆々の、それも精神的障害のある殺人者に追われたら・・・もう最悪ですよね〜。恐いこと恐いこと。最初はいかにこの殺人者に立ち向かうか、というストーリーだと思ったんです。展開も早いし、ドキドキして読んでいました。でもそれだったらありきたりだよなぁ〜とも思ってたんです。実はディーヴァーの作品は映画にもなった「ボーン・コレクター」しか読んでいなくて・・・ポリポリ。思いがけない展開になり、もう、それこそノンストップ状態で上・下読めちゃいました。精神病の名前は知っていても、どういう症状なのかとかはアヤフヤでしか知らないのが一般的ですよね。本書では分裂病についてとっても詳しく御指南してくれてます。それに終わり方がとってもいいです、ほのぼのしていて。