殺しのグレイテスト・ヒッツ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 15-1)

制作 : ロバート J.ランディージ 
  • 早川書房
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本棚登録 : 22
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151767517

感想・レビュー・書評

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  • 『ケラーのカルマ』ローレンス・ブロック
    『隠れた条件』ジェイムズ・W・ホール
    『クォリーの運』マックス・アラン・コリンズ
    『怒りの帰郷』エド・ゴーマン
    『ミスディレクション』バーバラ・セラネラ
    『スノウ、スノウ、スノウ』ジョン・ハーヴェイ
    『おれの魂に』ロバート・J・ランディージ
    『カルマはドグマを撃つ』ジェフ・アボット
    『最高に秀逸な計画』リー・チャイルド
    『ドクター・サリヴァンの図書室』クリスティーン・マシューズ
    『回顧展』ケヴィン・ヴィグノール
    『仕事に適った道具』マーカス・ペレゴリマス
    『売出中』ジェニー・サイラー
    『契約完了』ポール・ギーヨ
    『章と節』ジェフリー・ディーヴァー

  • この本に収録されているバーバラ・セラネラ「ミスディレクション」が百合だった。正確に言えば塀の外の疎遠となった彼女を取り戻すために釈放を望みFBI捜査官と危険な取引をした女囚と同房の女囚の話で、タイトル通りの「ミスディレクション」が素晴らしい作品。他の収録作品も意外な展開やオチが素晴らしく、下手なミステリよりも面白かった。

  • 図書館で未読のミステリ・アンソロジー発見。と思ったのに、読んだことのある本だった。思い出せなかったのがたいそうショックである。こんな変なタイトルなのに。仕方がないので再読。本書は殺し屋が主人公のアンソロジーであり、本来好みのフーダニットではないのだが、けっこう楽しめた。が、この音楽CDみたいなタイトルがどうしても気になる。殺し屋(hit man)がテーマ、ということで原題『Greatest Hits』にはその意が含まれているのだろう。それはいい。しかし、邦題はそれをまるで汲んでいない。しかも、「殺しの」なんてつけて。やや渋めの作品たちに対して、いかにも軽く、不似合いであり、持って歩くのが恥ずかしい。

  • ミステリーというよりも、隣の人が偶然殺し屋でした、みたいなユニークでテンポの良い作品が多い。

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著者プロフィール

1950年、奈良市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学を中心に幅広い翻訳活動を展開。訳書多数。 ※なお、本書は、加藤万里子氏(横浜市生まれ。アメリカ、ドバイなど長年の海外生活ののち出版翻訳者)との共訳。

「2022年 『ストレングス・リーダーシップ<新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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