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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152034779
感想・レビュー・書評
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1991年発行、早川書房の単行本。精神分析についての対談。今でも通用する話ではあるとは思う。が、ここで書いていることに賛成できないと、全くつまらないであろう。
収録作:第1部 『推理としての精神分析』、第2部 『人間についての学問』、第3部 『母のために子のために』、第4部 『補足/現代は心理学の世紀である』、備考:第1部から第3部が対談。第4部は中島梓のあとがき的な章、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルと中身がちょっと違いますね。名探偵が謎を解くときに精神分析をどうやって使ってるか、みたいな内容かと思ったんですが、あまりそういう話はありませんでした。名探偵とか推理小説の話は出てきますが、それより結構自分の話を語っていますね。そして最終的には母親との関係に行き着く、と言うことのようです。
私はこの分野には詳しくなく、ふ〜ん、と思うだけですが、もうちょっとタイトルに寄った話の方が良かったなぁ。
作者はこの後この分野をさらに進んで、「コミュニケーション不全症候群」を書きます。次に読みます。タイトル通りの内容だと良いなぁ。笑 -
小説に反映される作家の病理、母子関係
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