本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152085351
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
戦時下、逃げ延びた主のいなくなった人家で、偶然に出会った少年と人妻のラヴストーリー。極限状況下ならではの、やるせない感じが漂う。
-
戦時中のフランス。
人妻と不思議な少年の恋愛物。
(三人称ではあるが)常に主人公の女性視点から
戦火の脱出劇が丁寧に描かれる。
ごろつきっぽい兵士に襲われる場面でどきどきしたり、
意外とあけすけな性描写のシーンにびっくりしたり。
なんとなく、上質な“昼ドラマ”を観ているよう。
訳ありだった少年の背景が明かされた後のラストシーン。
主人公はまるで何もなかったかのように帰還のことを思う。
邦題「かげろう」というのは、このあたりからの解釈かな? -
それいけフランス文学。
あらすじをよまなくて大正解。没頭して読みきれた。
全5件中 1 - 5件を表示