- Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091536
作品紹介・あらすじ
死んだほうがいい。死にたくない。生き残る-。"天国への階段"をシンボルとするマルドゥック市。ある夜、少女娼婦ルーン=バロットは、賭博師シェルの奸計により爆炎にのまれる。瀕死状態の彼女を救ったのは、委任事件担当者にしてネズミ型万能兵器のウフコックと、ドクター・イースターだった。一命をとりとめたバロットはシェルの犯罪を追うが、その眼前に敵の事件担当官ボイルドが立ちはだかる。それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽くした因縁の相手だった。壮絶な銃撃戦の果てバロットとウフコックは、シェルが運営するカジノで自らの有用性をかけた勝負に挑む。過去の自分と向き合い、生きる意味を考え始めたとき、バロットの最後の闘いが幕を切った-。少女の喪失と再生を描いた著者の最高傑作に、大幅な改訂を加えた新版、堂々刊行。
感想・レビュー・書評
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一度死に直面した少女の復活劇です。何度も心がこわれそうになりながら、それでも前を見てまっすぐ進んでゆく姿に心が勇気づけられました。生きるのが辛い時に読んでほしい一冊です。(かえるさん)
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2014年の春頃に古本屋で入手して、以来ベッドサイドに置いて少しずつ読んできました。マルドゥックは文庫で2回読んでいるので3回目。この後に文庫の完全版もあるので、少なくとももう1回は読むことになる。こういった形で進化していく作品ていうのは珍しいですね。
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えっ、そんなに違うんですか?初めのを読んで、もういいやと思ってました。今からじゃ揃わないかな?えっ、そんなに違うんですか?初めのを読んで、もういいやと思ってました。今からじゃ揃わないかな?2023/05/12
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全体としては同じお話ですが、加筆修正ではなく毎回書き直しているらしいので、1つ1つの文章はだいぶことなります。入手性はわかりませんが、探す際...全体としては同じお話ですが、加筆修正ではなく毎回書き直しているらしいので、1つ1つの文章はだいぶことなります。入手性はわかりませんが、探す際は版を間違えないように注意してください。2023/05/16
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2023/05/16
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カジノシーンがすっごい面白かった。
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最初のページでウンザリ。ありふれた設定に思えてしまう。読み進む気力が湧かない。 もしかして、以前に読んでる? いずれ再挑戦。
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本の分厚さに負けないほど内容もボリューム満点なハードSF大作。サイバーパンクっぽいかっこいい世界観に加えて構成も非常に緻密。
ヒロイン・バロットが自らの殻を破り成長していく人間ドラマとしても面白い。そして彼女のパートナーであり理解者であり万能武器でもあるウフコックの存在感も大きい。どこか映画「レオン」のマチルダとレオンの関係性にも重なる。
どの登場人物もキャラがしっかりと立っている。
迫力あるガンアクションはもちろん他のレビューにもあるようにカジノシーンが秀逸。スリリングな神経戦は戦闘シーンのような描写力。
まちがいなく国内のSF小説では屈指の面白さ。 -
ベストSF2003年1位
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mmsn01-
【要約】
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【ノート】
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記憶に残った言葉
運を右回りにする努力を怠ってはいけない -
2017年7月9日に紹介されました!