- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091888
感想・レビュー・書評
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その名の通り「偉大なるリセット」。リーマンショックを境とした前後で世界はいかに変化するか。国としてではなく、個人として将来をどう見据えるべきか、考えさせられる一冊。
キーワードは「クリエイティブ」。わりに前向きな語り口なので、個人的に読みやすかったですね。
リーマン後に、大震災もあったし、日本だけじゃなく世界も変わろうとしている。個人としての生き方が問われている時代やなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
富の未来と思想が近いかなと思う.
発電方法もこの際リセットして考えようよ!と思う. -
未曾有の大不況、サブプライムショックは何が原因だったのか!?
従来の経済学説とは全く別のアプローチをもって不況サイクルを説明する。
これを読んだら、100年後もある程度予想できます。 -
これは非常に示唆的で、読み応えがあった。
現在の社会がグレートリセットの最中であり、このような時代においては一度大不況が訪れたあと、人々の生活を根本から変えるようなイノベーションが巻き起こることがよく分かった。
まさにそう考えるととても納得がいくことばかりで、例えばイノベーションとは新エネルギーだったり、スマートフォンだったり(広義でいうと、ITとか)するのだろう。
また、自分の生活と結び付けて考えると、両親との生活観の違いが大きすぎる理由がわかり、冷静になれた。
両親の世代では、郊外に大きい家をもち、いい車を持つことが社会的によしとされていたが、これは現在のグレートリセットをくぐりぬけている世代からすれば、齟齬が生じて当たり前であることがわかった(価値観の変動期だから。)。
オススメの本です!時代観が養われる。