グレート・リセット―新しい経済と社会は大不況から生まれる

  • 早川書房
3.49
  • (5)
  • (20)
  • (24)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 236
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152091888

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • その名の通り「偉大なるリセット」。リーマンショックを境とした前後で世界はいかに変化するか。国としてではなく、個人として将来をどう見据えるべきか、考えさせられる一冊。

    キーワードは「クリエイティブ」。わりに前向きな語り口なので、個人的に読みやすかったですね。

    リーマン後に、大震災もあったし、日本だけじゃなく世界も変わろうとしている。個人としての生き方が問われている時代やなぁ。

  • 富の未来と思想が近いかなと思う.
    発電方法もこの際リセットして考えようよ!と思う.

  • 未曾有の大不況、サブプライムショックは何が原因だったのか!?
    従来の経済学説とは全く別のアプローチをもって不況サイクルを説明する。
    これを読んだら、100年後もある程度予想できます。

  • これは非常に示唆的で、読み応えがあった。
    現在の社会がグレートリセットの最中であり、このような時代においては一度大不況が訪れたあと、人々の生活を根本から変えるようなイノベーションが巻き起こることがよく分かった。
    まさにそう考えるととても納得がいくことばかりで、例えばイノベーションとは新エネルギーだったり、スマートフォンだったり(広義でいうと、ITとか)するのだろう。

    また、自分の生活と結び付けて考えると、両親との生活観の違いが大きすぎる理由がわかり、冷静になれた。
    両親の世代では、郊外に大きい家をもち、いい車を持つことが社会的によしとされていたが、これは現在のグレートリセットをくぐりぬけている世代からすれば、齟齬が生じて当たり前であることがわかった(価値観の変動期だから。)。
    オススメの本です!時代観が養われる。

全17件中 11 - 17件を表示

リチャード・フロリダの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×