- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152092137
作品紹介・あらすじ
7月の人事異動を経て、新メンバーも加わった京橋中央税務署を揺るがす大事件が発生した。あの、悪質な滞納者から隠し財産を差し押さえまくり、顔がハスキー犬のように怖くて、"京橋中央署の死に神"と恐れられる、特別国税徴収官(略してトッカン)-鏡が、担当の滞納者を恫喝して自殺に追い込んだとして、遺族に訴えられるかもしれないのだ。しかも原告の背後には、税務署の天敵・勤労商工会がついているという。勤商の弁護士・吹雪敦は、正義の名のもと、ぐー子たちをあからさまに挑発。鬼上司のピンチにぐー子(トッカン付き徴収官)は真相究明に立ち上がる。しかし当の鏡は何もするなといつになく消極的。ぐー子自身も計画倒産に関する別の案件でにわかに忙しくなり、八方ふさがりのところへ、思わぬ助っ人-鏡の過去を知る人物が現われた…。面白くって、ためになって(ぐー子の活躍と税金情報当社比1.5倍盛り)、明日への希望と感動が熱く胸に広がる、大好評の職業エンターテインメント『トッカン-特別国税徴収官』続篇。
感想・レビュー・書評
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Audibleで聞きました。
ナレーションが素晴らしいです。池澤春菜さんのナレーションが上手すぎて、彼女の本来のアニメを聴いている気分になります。
内容的には1をそのまま踏襲した2巻目ですね。国税と法律が勉強になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぐー子の苦悩がとても共感できてしまう。隙間ほしいよ隙間。それでもめげずにふんばり続ける彼女は、私から見れば十分立派だけど。大きな話の流れの中にいろんなエピソードも入り交じり、最後まで楽しめた。
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本作もすごく面白かった!!
今作ではぐー子の過去が明らかになりますが、ネタバレになるので伏せておきます…
(途中、あの人気キャラの名前が出てきて吹きましたwww)
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鏡特官のピンチ?!ぐー子がトッカンを救う?!厚い本だったけど、テンポが良くて読みやすかった。
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今回、私の中では「体裁」がキーワードとなり、とても考えさせられる内容だった。1作目より良い2作目は殆どないので稀有な例だと思います。
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トッカン 第2弾。
プロローグ
1.死に神に殺されたんだ
2.税務署の天敵
3.ジョゼという名で出ています
4.京橋中央署の切り札
5.息をする体裁
6.それが、わたしのすき間だから
エピローグ
担当だった滞納者が、鏡の恫喝により自殺したとして訴えられてしまう。
訴訟に登場してきたのはチワワ顔の勤労商工会弁護士・吹雪。
しかし鏡は訴訟は国に任せ、特官付きぐー子こと鈴宮にも「何もするな」と釘を刺す。
しかしぐー子は、鏡の幼馴染みで栃木県人なのにナポリ出身と言い張るジョゼこと弁護士・本屋敷と、唐揚げ練習中の里見と協力して、自殺に到った滞納者の裏を探る。
チワワ vs ハスキー!
前作よりもクセのあるキャラも増えて、盛り増しに面白いです。
続編が出ることを大いに期待します。 -
前作が面白かったので、この本も読んでみた。弁護士が出てきたりしてこの本も面白かった。知らない世界をのぞく楽しさがある。
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初見の作家さんです。
いゃあ 面白く読ませてもらいました。
しっかり取材をされておられるのでしょうね。
「税務」の専門用語に対して説得力があるので
安心してストーリーに浸ることができました
登場する人物たちも
それぞれがとても魅力的で
ほっ とさせられたり
はっ とさせられたり
ほうっ とさせられたり
いい読書時間にさせてもらいました -
いろいろな体裁
法律という言葉の響き。