- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152094728
作品紹介・あらすじ
二〇一二年、ロンドン。頭脳と電脳を駆使して事件を解決するシャーリー・ホームズと相棒の元軍医のジョー=ワトソンとの初めての冒険。女性化現代版のホームズ・パスティーシュ(百合ホームズ)登場!
感想・レビュー・書評
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ホームズ・パスティーシュ
しかも主要なキャストをすべて女性で設定
ホームズの設定も、ストーリー全体の設定もかなりぶっ飛んでますが、読みやすいし面白い!
ベントレーをAIが…なんて無茶苦茶だけど楽しい!
頭脳明晰でやたら金持ちなホームズのちょっとイタイところが、また可愛い
続編も借りて来よう
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シャーロック・ホームズインスパイアものの佳作。続編も読みます。
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現代のイギリスを舞台に、女性ホームズと女性ワトソンが活躍するパスティーシュ。
「パスティーシュとして、ちょっと楽しい」「キャラ小説として、かなり可愛い」「冒険小説として、スピード感が面白い」「推理小説として、新鮮だけど惜しい」「女性メインの小説として、一部残念」「でも、次回作が出たら読みたい」かも。 -
女による女のためのシャーロック・パスティーシュ。
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テレビの「シャーロック」でもそうだったけど、ワトソンと初めて会ったときに経歴を言い当ててしまうくだりが好きで、この本も出だしを立ち読みしているときにこのくだりを読んでハマってしまった。
続きが出てほしいなぁ。 -
…これって、ホームズものである必要あるんだろうか。
という感想を抱きつつ読んでました。
面白いといえば、面白い…かな?よくわからない。
期待していたほどではなかったとは思います。
というか、去年、ホームズ全部読んだはずなのに、緋色の研究もギリシャ語通訳もさっぱり覚えが無い。
自分の記憶力に震えがきますね。
正直、冒頭の紹介漫画が蛇足すぎる… -
パスティーシュ、とあります。
ですが私には、ホームズの三次創作に思われます。
あとがきにもあるように、これは元々BBCの現代版ホームズ、「SHERLOCK」にインスパイアされてできた同人誌でした。それを元に新しく書き起こしたのがこの作品です。
作者の高殿円さんがSHERLOCKを観た後にこの作品ができたため、
原作→現代探偵→シャーリー
の順で段階を踏んでいると捉えることをお勧めします。また上記の順で読む(観る)方が、キーポイントなどが分かってより楽しめると思います。
私は原作から入ったホームジアンですが、同設定のパロディやパスティーシュがあまり好きではありません(『ベイカー街の亡霊』等)。そういう方にはあまりお勧めしませんが、あらかじめ三次創作だと思っていれば比較的読みやすいと思われます。
舞台は21Cのロンドン。アフガン帰りの元軍医の女性と文字通り電子技術の進歩の上で生を受ける顧問探偵のお話です。