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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784152101679
作品紹介・あらすじ
犬は言葉を理解できる。では言葉を使うことは? 自閉症児とコミュニケーションデバイスで会話してきた言語聴覚士の著者クリスティーナは、愛する子犬ステラにそれが応用できないかと考え……。世界で初めて人間と話した犬との日々を綴ったノンフィクション!
みんなの感想まとめ
犬とのコミュニケーションの新たな可能性を探る物語が描かれています。自閉症児に言葉を教える経験を持つ著者が、愛犬ステラに録音可能なボタンを使って言葉を教える過程を記録したノンフィクションです。犬が言葉を...
感想・レビュー・書評
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うちの犬は、言葉を理解している。
犬と生活をともにしている人ならば、少なからずそう感じていると思う。
我が家にも以前ラブラドールの雄と一緒に暮らしていた時期があった。
寿命という言葉を使いたくはないが、そうだったのかもしれない。
それ以降、他の犬を飼うことはないのだが、一緒に過ごしたときには、言葉がわかるのかなと思ったりもした。
この本は、自閉症児とコミュニケーションデバイスで会話してきた言語聴覚士の著者クリスティーナが、愛犬ステラにそれが応用できないかと考え、やがてボタンを使って会話するようになるまでを記録したノンフィクションである。
最初は、二語か三語から始めてボタンを押すことをやってみる。
表情を見ながら時間を作って根気よく…だ。
進歩をもたらすためには沈黙と忍耐に慣れなければならない。
引っ越しもあり、環境も変わり言語が増えてくるとストレスも溜まって上手くいかないときもあったようだ。
だがゆっくりと向き合って克服していく過程も凄いと思った。
信頼関係があってこそだろう。
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動物と話したい。自分のペットと話してみたい!
古今東西、こうした夢を多くの人が抱いてきた。もし、その夢が実現するとしたら? それも、ドラえもんのひみつ道具のような特別なものを使わずに。
タイトルをみて、「怪しい」とか、「トンデモ本か」と思ったあなた。ちょっと待ってほしい。著者のクリスティーナ・ハンガーさんは、アメリカの言語聴覚士(ST)である。STといえば、病気や障害など様々な理由で言葉の不自由な方、摂食・嚥下の困難な方を対象とするリハビリ専門職だ。
日々、自閉症児の言葉の問題に向き合っていたクリスティーナさんは、ある日、自分が引き取った仔犬のステラの反応が、人間の子どもの言語発達の段階によく似ていることに気がつく。もしかしたら、犬は言葉を理解しているのでは?ただ、それを人間に発信することができないだけなのでは?
そう感じた人は今までもいたかもしれない。しかし、クリスティーナさんは、そこからさらに一歩進んだ。コミュニケーションデバイスの専門家でもあったクリスティーナさんは、100均で買えるような安いボタン式の音声ブザー装置を購入。そこに自分の声で「外」という単語を吹き込んで、ステラが外に行きたいとき、前足でボタンを押して知らせるように教え込んでみることにしたのだ。
最初こそ時間がかかったが、ステラはこの道具とそこから発せられる音が、クリスティーナさんに与える影響を理解する。「水」「遊ぶ」「食べる」「バイバイ」…ステラが使う単語は次第に増え、ボタン式ブザーの数もどんどん増えていく。そして単語同士を組み合わせたり、主語や目的語まで用いたりしもし始めるのである。
そして、ついにはステラは「愛」という抽象的な概念まで使いこなすようになる。これはさすがに驚いた。これが本当なら、人間と犬は真にコミュニケーションが取れるということになる。
言葉を理解しているのではなく、デバイスが置かれている場所で覚えているだけでは? 言葉というよりも音として認識しているだけでは? など読んでいると意地悪な解釈もしたくなるが、そこは言語聴覚士。クリスティーナさん自身が、そうした疑問を専門家の目線で丁寧に検証していく。ちなみに、クリスティーナさんはFacebookやInstagramでステラの様子を公開している。
本書は、実に多くの驚きと感動に満ちている。本当におもしろくて、読後しばらく色んな人に薦めてしまった。かつて飼っていた私の犬も、私に伝えたいことがたくさんあったのかもしれない。そんなことを思って、少しだけ胸が痛んだ。 -
発語に障害がある系の子供に、タブレットを使って言葉を教える仕事をしている筆者が、迎えた子犬に“録音再生出来る早押しクイズの解答ボタン”みたいなやつで言葉を教えるドキュメンタリー。
“犬は割と多くの言葉を聞き分け、意味を理解してる”というのは、犬と暮らしたことのある人の多くが知ってることだと思うし、会話してみたい、とは同じく多くの人が夢見ることだと思う。
やってみたいと思う反面、犬自身が無理なく常に持ち歩ける装置を発明しない限り、装置がない時に伝えられない事に強いストレスを感じるのではないかと思うと躊躇する。
こちらが犬の言葉(ボディーランゲージ等)を覚え、人語で答え、相互に互いの言語に理解を深めるほうがいいのかな。
いつかまた犬を迎えたら、芸として取り入れてみたいとは思う。
筆者は猫の飼い主のごとく、やや奴隷みたいで読んでいて微笑ましい。
が、真面目に考えると犬ってわりとルーチンとかルールを重要視するから、希望が通らなかったときの行動にストレスが見えて、犬がちょっと可哀想だった。 -
録音可能アンサーブザーにいくつかの言葉を登録する。そして、犬に言葉を教える。犬がその言葉のブザーを押して意思表示をする。言語聴覚士の著者が、人間を手助けするのと同じように順を追って言葉を教える。ブザーがなくても、犬とコミュニケーションをとるための参考になる。実際、言葉を教える参考にしました。そして、彼ら(犬)はこんなにいろいろ考えているということが明らかになって、私は彼ら(犬)のしもべとなりました。
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請求記号 645.6/H 98
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11月2日【言語聴覚士の著者が愛犬ステラに「言葉を話すこと」を教えるという探求をはじめて、やがて世界ではじめて犬が人間と話すようになるまでの日々を記録したノンフィクションです。うちの犬にも言葉を教えて会話ができるようになりたいというひとのために、そのための方法やヒントが載っています。】
タイトル: 世界ではじめて人と話した犬ステラ
請求記号: 640 : Hu
https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28203598
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