通り過ぎゆく者

著者 : コーマック・マッカーシー 黒原敏行

• 早川書房 (2024年3月18日発売)

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2024年3月15日]

辻井南青紀さんに時代小説の新たな可能性を気づかせたコーマック・マッカーシーの驚異的な文体｜好書好日(2023.11.21)
https://book.asahi.com/article/15058605

コーマック・マッカーシーの奇跡｜香咲弥須子(2023年6月29日)
https://note.com/yasukokasaki/n/n3c4598f0790a

【全文掲載】コーマック・マッカーシーが教えてくれた「書くことの本質」──直木賞作家・佐藤究さん解説『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』｜Hayakawa Books & Magazines（β）
https://www.hayakawabooks.com/n/ne04ca3470539

通り過ぎゆく者 | 種類,単行本 | ハヤカワ・オンライン
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015756/

[ken7ynwaさんの感想 · 2024年4月4日]

「ステラ・マリス」を読むまで全貌は掴めないが、ただただ世界は孤独で悲しく深淵だ。

そういう世界を最期まで描き続けた、追悼コーマック・マッカーシー。

[マデリンさんの感想 · 2024年4月27日]

C・マッカーシーのようなひねりの効いた会話文を書ける小説家をほかに知らない。

[4☆°さんの感想 · 2024年4月21日]

冒頭の美しさに惹かれその後の展開が知りたくて読み耽った。登場人物も話も千々に消える。妹の幻覚の相手を兄も見て会話する斬新さ。発言が著者自身に向けられ自覚しながら綴り続ける孤高の遺作が沁みる。いざステラ・マリスへ。

[michy110さんの感想 · 2024年4月20日]

https://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKKZO80137090Z10C24A4MY5000

著者プロフィール

【著者略歴】
コーマック・マッカーシー（Cormac McCarthy）
1933年、ロードアイランド州プロヴィデンス生まれ。 現代アメリカ文学を代表する作家のひとり。代表作に『すべての美しい馬』『越境』『平原の町』から成る「国境三部作」、『ブラッド・メリディアン』、『ザ・ロード』、『チャイルド・オブ・ゴッド』（いずれも早川書房より黒原敏行訳で刊行）など。

「2022年 『果樹園の守り手』 で使われていた紹介文から引用しています。」