- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784153350403
作品紹介・あらすじ
大災害から五千年が経過した。人類は「七人のイヴ」子孫の七種族が環境に適応した独自の発展を遂げ、地球を囲む「輪」に暮している。そして、地球をふたたび生き物の世界にする計画が進んでいたが、思いもよらぬ発見から二陣営に分かれて紛争が起こることに!?
感想・レビュー・書評
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最後までよくわからない物語だった。
考えてみると、上・中巻と下巻は別物。
下巻の物語は「その後の世界」なのかなぁ。
カタカナが人名なのか他のものなのか区別がつきづらく、丁寧に説明してくれるけど全くイメージがつかなかったり、結構辛い読書になってしまった。
ひとおもいに映像化かアニメの方がその世界観がよくわかりそうでした。
また、挑戦します。
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全3巻読了。んー、2巻目に比べるとだいぶ色褪せるかなぁ。そこまで引き込まれるストーリーではなく、描写がますますわかりずらいのと相まってなかなか読み進まなかった。図解欲しい、と思ったら、最後にクレードルの絵が載ってた。教えてくれよ、読了間近まで気づかなかったじゃないか。どうせ載せるなら他の絵も欲しかった。
なんかストーリーの終わりもよくわからず、別の方も感想を書いていたが、2巻で完結にしたほうが強く印象に残ったと思う。(それはそれで、この先どうなるんだー!と、気になるのだろうけど。) -
三部作の三巻目。
いきなり前作の5000年後から話がスタート。宇宙に生き延びたわずかな人類は、地球を再び住める惑星にしようと数百年かけてテラフォーミングを続けていた。
前作までの限られた宇宙空間での極限状態から打って変わって、七人のイヴの末裔たちである人類は安定した秩序を保ちながらも、地上の占有権や人種間の抗争で小競り合いを繰り広げていた。
前作ラストの大きなクライマックスから急にトーンが変わりスピード感も落ち、前二作の後日談というかオマケを読まされている印象もある。個人的には二巻目で終わっていても何ら不満はなかったが、本作の後半になって思わぬネタ晴らしというか、5000年ぶりの輪がつながったちょっとした感動的な場面が登場する。
5000年も経った割りには、技術も文化もあまりにも進化していないように感じるが、現実からかけ離れた突飛な話が書けないこの作者なりの未来の姿であり、自分たちの延長線上にある人類への希望なのだろう。 -
一気に未来。途中が省かれたのは、そこより、ここが書きたかったのだろう。どの巻も今迄に無かった物語を綴ろうという事か。
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う〜ん、なぜ面白くなかったかを書くのはつまらないから書かない。今度はとは思ったけれどダメだった。ニール・スティーヴンソンとは今後会うことはないでしょう。さよなら。
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せっかく、2巻まで一気に読んだのに、何故か3巻の最初でペースダウン。
2巻でこれから!!って思ったところで、急に時間がとんでもなく進んでたことで頭と心がついて行けなかった、、
今まで行きも詰まる展開で人類の危機に直面してたのに、突然の場面展開がなかなか受け入れにくく、、
なんとか数日放置してから読み始めてやっと読了。
最後は全部の話を回収出来てるからいいんですけど、、 -
<破>
この第三巻を読み始めた途端に,そのいきなりな掟破りとも云える急展開に多くの読者は唖然とするだろう。そして結末は・・・。
本書はⅠ/Ⅱ/Ⅲ巻に分かれているが,一昔前なら一冊の分厚い本にて刊行されていたかもしれない。其の場合に"解説"(もしくは"あとがき")などは一体にどう書かれるのかが非常に興味津津なのだ!