幕末 (文春時代コミックス)

著者 :
  • 文藝春秋
2.50
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784160901032

作品紹介・あらすじ

歴史はときに、血を欲する──司馬遼太郎のロングセラー歴史小説を、『墨攻』や『ムカデ戦旗』で知られる時代劇画の第一人者である森秀樹がコミカライズ! 原作の連作短編集中、「桜田門外の変」と「花屋町の襲撃」の2編を収録しました。

「桜田門外の変」は、尊皇攘夷派の薩摩藩士・有村治左衛門が水戸藩の脱藩志士17名と供に、大老・井伊直弼を襲撃するまでを描いた作品。安政の大獄で父と兄が獄死した松子と治左衛門との、淡い恋も綴られる。この暗殺事件から幕末狂瀾の時代が始まります。

「花屋町の襲撃」は、海援隊の陸奥陽之助(宗光)が、暗殺された坂本竜馬の仇を討つまでの物語。同士として頼ったのは京女のお桂と、剣客「後家鞘の彦六」。竜馬との奇妙な恩義で結ばれた3人の復讐劇の直後、王政復古の号令が下り、幕末は終わりを告げます──。

本作は、週刊文春において2017年5月から10カ月にわたって連載され、動乱の時代を彩った志士たちの群像描写と緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。

なお、司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春時代コミックス」シリーズとして、2021年6月刊の今作を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定です。ご期待ください。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 森秀樹のマンガは、酒見賢一原作の「墨攻」しか読んでないが、、、「カムイ伝」の続編描く画力ありそう!

    文春時代コミックス『幕末』司馬遼太郎 森秀樹 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901032

    • kuma0504さん
      猫丸さん、
      師弟関係は無いようですが、小池一夫を通して、白土三平、小島剛夕、森秀樹のラインは成立するようです。
      http://mangayo...
      猫丸さん、
      師弟関係は無いようですが、小池一夫を通して、白土三平、小島剛夕、森秀樹のラインは成立するようです。
      http://mangayomu.biz/archives/2906573.html

      でも、繰り返しますが、赤目プロを再プロデュースする力は、既に白土三平にはありません。
      2021/05/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      kuma0504さん
      オオ!そうでしたか、、、
      kuma0504さんの緻密な分析には、いつも頭が下がります!でも無駄に夢を追うのが生業の猫は...
      kuma0504さん
      オオ!そうでしたか、、、
      kuma0504さんの緻密な分析には、いつも頭が下がります!でも無駄に夢を追うのが生業の猫は、小学館に猫撫で声を贈るかも。。。
      2021/05/18
  • 【司馬遼太郎、待望の初漫画化!】動乱の時代を彩った志士達の生死を活写した司馬原作から「桜田門外の変」と「花屋町の襲撃」の二編を偉才・森秀樹が劇画化。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

司馬遼太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×