kazuosogouさんの感想
2014年11月18日
作詞家で有名な山口洋子だが、銀座のマダムでもあり作家でもある。しかも、彼女は「東京運動記者クラブ」のバッジをつけてスポーツの現場の出入りを許されていた。彼女に取って人生とはどのように映っていたのか、それを知る作品だと思う。貢ぐ女は銀座のママとして、演歌の虫は作詞家として弥次郎兵衛はスポーツ記者としての経験が描かれている。それにしても、演歌とは日本人の気性に合った歌だと思う。
naoki-sさんの感想
2010年6月18日
直木賞 初版