劇情コモンセンス

著者 : 前川麻子

• 文藝春秋 (2003年10月24日発売)

作品紹介・あらすじ

制作費を持ち逃げされて、飲んでる場合か!劇の神さま、ヘルプ・ミー!トラブル続きの劇団「木村座」は、果たして無事に初日を迎えられるのか?前川麻子が絶妙に描く、もう若くはない劇団人の焦燥と情熱。

感想・レビュー・書評

[rozanrainbowさんの感想 · 2011年2月4日]

結構、泣けました。すごく感情移入しました。

[ちゃいろいさんの感想 · 2005年12月13日]

下北沢を舞台に、売れない小劇団の人間模様が描かれる。
芝居（しかも小劇場系の）好きな人にはぜひ一読して欲しい！予算のやりくりから練習場の確保の苦労までがよ〜くわかる。

[junk731さんの感想 · 2005年4月29日]

「小劇場」の世界に興味を持った
時に出会った一冊。出てくる人たち
が本当にどうしようもない輩ばかり
。それゆえに面白い。

[奈津子さんの感想 · 2004年10月15日]

制作人が読んだら「こわー！」と思います。
全体通して、ですます調なのが妙に冷静で逆にリアル。