- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163272207
感想・レビュー・書評
-
読み終わるのがせつないです。髪結い伊三次捕物余話は次がまだ出てないので、待ちどおしいなぁ。粉雪:池袋に到着しようという電車の中、薩摩へこ組のような迷惑集団が始末されるのは伊三次さんのいうとおり自業自得だよとうなずいたところに、龍之進の、すりこまれた価値観と異なる世界で居場所が見つけられず混乱し錯乱していったへこ組に自分を重ね合わせる言葉を読み、短絡的に読み進んでいた自分に赤面… 短絡的な理解を嫌悪してるのにねと自分につっこみをいれました。 子細かまわず:小早川さんの生き方と龍之進の思い 明烏:お文と翡翠のかんざし 黒い振袖:龍之進 雨後の月:弥八とおみつ 我、言挙げす:帯刀精右衛門という自分の見つめ方、道筋のたてかた 龍之進 佐内町の火事。 今回はどの話も好き。通奏低音として流れる、伊三次とお文と伊予太家族の日々がいとおしい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
髪結い伊三次は主役なのに・・・
奥さんのお文さんも、長年の連れ添いに
少し邪険だし(笑)
子供が可愛い!
「おとしゃん、赤さんカワイイね」
お出かけで何も買ってもらえなかったときも
必死に涙をこらえてました
なじみの世界に
いつまでも浸っていたいkitanoでした
2012.3.16 再読
忘れてるもんだな -
2008/12/21-2008/12/22
-
h20.12.06
-
8/1
お文がかすれてる、、。 -
伊三次の影が薄くなる今日この頃、登場人物も成長して少し寂しいような
-
今回は伊三次の活躍より、不破の息子、龍之進の活躍が目だった。若者は日々、成長していく。しかし、物語の最後にどんでん返しが待っていた。