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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163280905
感想・レビュー・書評
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読了 2009年 7月 (借:大村市民図書館)
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すばらしい。タイトルからはなんだか伝奇っぽいイメージがされたが、そういう意味ではなかった。そのまま闇にうずもれていく、けれど華たち、ということだった。「男の縁」がそれを象徴しているかのようである。歴史とは、ひとりの人間がその生をどんな形であれまっとうした、その積みかさね――華であるのだと、改めて感じた。個人的には「悪名」がよかった☆ ツボった。
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乙川さんが描く静かで雰囲気のある作風が好きです