逃亡者

著者 :
  • 文藝春秋
3.61
  • (14)
  • (42)
  • (34)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 264
感想 : 48
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163284507

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 顔を変え、名前を変えて、女は逃げる。
    気になって気になって一気に読んでしまいました。
    途中のインタビュアーが気になってはいたんですがまさかのオチ。(しかし唐突感は否めない気がする…)

  • 殺人を犯した女が逮捕される。
    女は黙秘を続け、やがて隙を突いて逃げ出す。
    逃亡犯となった女の、時効まで15年の長い逃亡生活の記録。

    いろんな人の視点で話が進む。
    逃亡時に関わった人たちも交えて、話は進んでいく。
    単純に逃亡者と追跡者だけの話でなく、やがて明らかになる事件の真相。
    これこれ!こういうの読みたかった。
    次々と場面は変わるしハラハラさせられるし、飽きさせない。
    続きが気になって、最後まで楽しく読めた。まさか最後でそうなるとは。
    おすすめ。

  • 2009/09/04読了

全48件中 41 - 48件を表示

著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

折原一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×