ギリギリデイズ: 松尾スズキ日記’99~’01

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163585208

感想・レビュー・書評

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  • とにかく、まあー忙しいんだなーって。あれだけの仕事をどうやってこなしてるんだろう、と思っていたけど、これを読んでも、どうやってんのかはわからない。でもこの人が超人じゃなくて、ただの人であることはわかる。だって泣き言ばっかりだもの。それでもやってるから超人なんだけど。巻末の実録・松尾スズキ対河井克夫 面白い。

  • 中古で¥300。スミマセン!



    以前から松尾氏の本を読みたい読みたいと思っていて、
    初めて読んだ本です。

    松尾処女本。



    99~01年の、筆者のブログを書籍化したものです。

    ブログ書籍化(そのまま)



    おもろくだらない。
    くだらなしろい。



    松尾さんが、ふしだらな様子や、
    妻を大事にしている様子や、
    ファンの批評にかみついている様子が見られます。

    いや、読めます。

  • 10年前の日記なので、ワープロで脚本を書いている様子が書かれていて、感慨深い。
    おもろしろかった。

  • <b>……という訳で「酔って書かない」というより「書いて愚痴らない」夜はないといった様相をていしてきました、松尾の日記です。</b><br>
    (P.95)

  • ぷっは〜〜。だ。お腹いっぱいだ。なんでこんなに読みやすい本に3日も4日もかかってしまったのでしょうか。それはすぐお腹いっぱいになってしまうからです。毎日毎日忙しい人なんだなぁ、ってことと、それでも一冊の本が出せる位書き続けるほどマメで真面目な性格なんだなぁ、ということがわかりましたよね。ホントにね。スゴいッス。これは本にする目的で書かれたものではなくて、著者の主宰する劇団「大人計画」のホームページで書かれていたものだったのでチョコリチョコリとネット関連の話が出てくるんだけど、そういう良さが出てるなーって思って面白かった。

    どうやら松尾サンはネットのいやーなところを気にしているようで、その辺に対するつっこみを、ちょっとがんばってる感じ。なんか、ネットとかに慣れてくると、そういう嫌らしい部分は見ないようにするって言うか、「煽りはスルーしる」っていう暗黙の了解とかがあって、それが出来ないと駄目扱いされてしまうでしょう。その辺を敢えてつっこむ、という松尾サンのスタンスは好感持てるなぁと思いますよね。まあ、これ酔って書いてるみたいなので、勢いなんだろうが。

    その辺の理不尽さをどう処理するかって言うのが、これだけ普及したインターネットの空間で未だにどうしようもなく宙づりになってる問題でしょ。面倒臭いところには触れない、いじらない、無視無視、という体質はどうなんだろうと。思いますね、やっぱりね。でもって、まあ酔って書いてるってコトはとりあえず置いといて、気に入ったところがあったもんで残しておくことにしましょう。

    基本的にオレのファンの子なんだけど、文章ブスなんだよね。こういう距離感のない言葉遣いがネットで文章を公開する奴特有の「不細工さ」だと思う。オレと会話したいなら「分析」仕様とするなよ。「分析」しようとするなら、その分析で金がとれるくらいのクオリティーで書いてきなさいよ。と思う。リスクのない場所での議論になんの価値があるのか。少なくともオレには興味もないし。なあもうよう。頭のいいフリしたい奴ら、さあ、名前をあかそうぜ。顔出そうぜ。その分で金取ろうぜ。有名になろうぜ。でなきゃ、その分はカラオケと一緒でしょ。他人に聞かせるな。うざい。だから、もう、文章ブスは謙虚に生きようよ。ほめてりゃいいよ。ほめは大歓迎よ。でも自己主張するな。批評するな。したきゃ、なつくな。司会にはいるな。入らないところで情報交換なりオフ会なり好きにやってちょうだい。かわいけりゃ、また話は別。つうのがこっちの本音。まあ、少なくともオレの文章の中ではこの日記もかなり支離滅裂だけど、コレにだって出版依頼は来てるのよ、悪いけど。そこに差があるんだから。厳然と。オレに意見は十年早い。

    まあそれを言われては元も子もないというか、反論の余地無し、なんだけどね、ちょっと認識し治しました。色々。

  • ワタシが一番好きな松尾氏の本ございます。<p></p>ワタシにとってはすんごい分厚い本なんですが、あっという間に読んでしまいました。題名通り松尾氏の日記でございます。私自身が人の日記を読むのがスキなんでそんな私にとって最高の日記が松尾チャンの日記なのな。と、語尾を松尾風にしてみました。

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著者プロフィール

作家・演出家・俳優

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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