遺伝子が解く!愛と性の「なぜ」

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163654706

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  • 空間能力=理系能力は、男は、テストステロンのレベルが低い方が良い成績、女は高いほうが良い成績になる。
    女性は、テストステロンレベルが高いほうが理系になる=背が高い女性が多い。
    アジア系は、理系が強い=男性のテストステロンが低い。
    アジア系=モンゴロイド、アフリカ系=ニグロイド、白人=コーカソイド、
    モンゴロイドは、ネオテニーが最も強く、ニグロイドが最も弱い。ネオテニー=幼形成熟=子供の特徴を残したまま成人すること。

    毛髪細胞、骨髄細胞(血球を作る)、胃腸の粘膜、生殖細胞、は細胞分裂が盛んな細胞。
    抗がん剤は、細胞分裂が活発なところを抑制する。
    そのため、髪の毛が抜ける。2~3週間で回復する。
    前立腺がんは骨に転移しやすい。

    毎日放出する精子のほうが新鮮でいい。禁欲後は古く妊娠しにくい。
    むかしの娼婦は妊娠しにくかった。抗精子抗体がつくられていたの。

    親は男の子のほうが医者に連れていく。
    カンジャール族の女子の生業として売春がある。女児は命綱。

    動物は種の保存や繁栄のために行動するのではなく、自分の遺伝子を残すために行動する。

    なぜ殺人はいけないのか=親族から復習されるから=親族がいないところでは殺人は危険ではない。=離島に残された男女は、女を巡って殺し合いをすることになる。

    r/k戦略=rは質より量、kは量より質。
    r戦略をとる種族のほうが二卵性双生児の割合が多い。ニグロイド。k戦略は少ない=モンゴロイド。コーカソイドは中間。
    韓国はモンゴロイドだが、二卵性双生児は多い。なぜかr戦略に傾いた民族。
    モンゴロイドは、寒さに対応する適応としてk戦略を進化させた=新モンゴロイド。
    古モンゴロイド=縄文人はr戦略的。九州など。

    自殺は男のほうが断然多い。k戦略のほうが不安感が増す=新モンゴロイドは自殺が多い。ニグロイドは少ない。
    男は、飛び降りなど助からない自殺方法を選ぶ。女性は、薬のように助かる方法を選ぶ。

    チンパンジーは子供殺しがほぼない=メスとオスが乱交。子供殺しは自分の子供かもしれないから。
    オスは一般に他のオスの子供を殺して、自分の遺伝子を継ぐ子供を残そうとする。

    秋には精子が多くなって、夏に生まれやすい。

    女性は若いころは女の子を出産し、高齢になると男の子を出産しやすい。でき婚は女の子が多い。シングルマザーの子供は女の子が多い。

    シシャモは、実はカラフトシシャモ=キャベリンという魚。

    普通の女性の死亡率よりお茶の先生の死亡率が低い。抹茶が原因か。

    ニグロイドは骨密度が他の人種より高い。筋肉質である=水泳が不得意。
    カリフォルニアでは水泳の授業はない。

    モンゴロイドは短頭、コーカソイドよりニグロイドのほうが長頭。
    新モンゴロイドは極度の短頭。古モンゴロイドはむしろ長頭。
    縄文色の強い九州、沖縄、四国=古モンゴロイド。
    渡来食の強い近畿、関東の一部=新モンゴロイド。

    睡眠の基本はノンレム睡眠。その途中にレム睡眠が4~6回現れる。そのときに朝立ちがある。その時に目が覚めやすい。

  • 保健体育の延長線上な本ですw

    愛愛用の池袋サンシャイン通りのブックオフにて
    500〜600円で購入☆

    完全に、タイトルに惹かれて買いましたww
    著者は、動物行動学者

    帯参照↓
    なぜ、性器は股間にあるの?
    できちゃった婚は女児出産が多い?
    無人島に男二人?
    女一人が流されたらどうなるか?
    戦争のキッカケは女がほとんど?
    年増やデカイ女が案外モテる?
    人妻がベッカムとの浮気に憧れれるのはなぜ?

    とか人間以外の動物、哺乳類の事とかのちょっとした疑問や
    謎が解説されてて色々面白い発見がありスッキリしたおっ

    人間のすごさや愚かさを客観的に認識できて
    個人的にはよかったです

    やっぱジャンルが偏ってるなぁぁ(笑)、人間に興味がありすぎるのかなぁ
    でも脳か〜、何か本を探しに行っても欲しい本
    とかジャンルが偏るから意識して買いに行こぅww

  • へぇ 凸ヽ(゚∀゚)ノ

著者プロフィール

竹内久美子
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。著書に『そんなバカな! 遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋刊)、『女は男の指を見る』(新潮社刊)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(小社刊)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック刊)など。

「2022年 『66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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