エレガントな象 続々 葭の髄から

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163674605

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  •  阿川弘之、1920(大9)生、東京帝大卒海軍、中国で終戦。2015(平27)没。享年94。阿川佐和子さんのお父さん。「エレガントな像」、2007.4発行、鋭い切り口のエッセイ集です。アメリカの田舎町での免許証交付の手続きに大笑いしました。阿川さんが奥様も免許があった方がいいと思い、試験場に。英語の問題、はい、いいえの20問。許可を受けて奥様は英和辞典を引きながら奮闘。そのうち、勤務時間が迫り・・・。係官が奥様を読んで口頭試問。8番イエスオアノー、イエス。イエス?、あ、間違いました。ノー。オーケー、次w。

  • ふむ

  • 帯に偽り無し。

    訃報に際しての故人の紹介が多いですが、相変わらずおもしろさ。

  • ねぇ御大,大きなお世話だけど,もうそろそろやめましょうよぅ.何事も引き際が肝心だと思うんだがなぁ.いささか老残を晒して哀れですらあるぞ.

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著者プロフィール

阿川弘之
一九二〇年(大正九)広島市に生まれる。四二年(昭和一七)九月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。四六年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『雲の墓標』、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『米内光政』、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)、『南蛮阿房列車』など。九五年(平成七)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。七八年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。九三年、文化功労者に顕彰される。九九年、文化勲章受章。二〇〇七年、菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。二〇一五年(平成二七)没。

「2023年 『海軍こぼれ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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