ものと心の整理整頓、この先に向かうために 住み直す

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163741109

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  • ものと心の整理整頓、この先に向かうために 住み直す | ダ・ヴィンチWeb
    https://ddnavi.com/book/4163741100/

    maane verkstad | モーネ工房 瀬戸内でグラフィック工芸家の井上由季子が主宰するモーネ工房 - maane verkstad | モーネ工房
    https://www.maane-setouchi.com

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    『ものと心の整理整頓、この先に向かうために 住み直す』井上由季子 村松美賀子 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163741109

  • 夫と義母と快適に暮らしていた便利な高層マンション。しかし仕事が多忙になり、年老いた義母がひとりでいる時間が多くなったことを危惧して、思い切って仕事場に移り住むことに。生活空間は半分以下、職場と自宅が一緒になる、など生活そのものが大きく変化した。
    夫婦でよく話し合い、愛着ある物も含めて持ち物を厳選して減らし、つねに「家族が心地よく暮らすために」を考えながら試行錯誤して暮らしを組み立て直す過程が丁寧に描かれている。
    表紙に書いてあるとおり「この先に向かうために」の物と暮らし方の整理整頓。そして常に愉しさを忘れないように、おしゃれで明るいお義母さんの姿にも感銘を受けた。

  • ものと心の整理整頓
    きっかけをつかむ。
    優先順位をつける。
    選び、残す。
    減らし、生かし直す。
    工夫は惜しまない。
    引き算してシンプルに考える。
    ものを整理すると、心が整頓される。
    本に書かれている言葉通りだと感じる。

  • ある人の住み直しの記録です。
    見晴らしのよいマンションの暮らしから下町の広さも狭い場所への引っ越し記録です。
    生活スタイルを変更する記録と親の心配など誰にでもありうる心配事をどうしたらいいか考えながら引っ越しした経緯が書いてあるので、将来的に参考になる箇所もあると感じました。

    写真もおしゃれな雰囲気ですが、数が少ないのでもっとレイアウトやインテリアの工夫、工房の様子が知りたいと感じました。

  • 小さいおうちでゆたかなくらしを。

    まさに今の自分にぴったりな本でした。

    「ものと心の整理整頓、この先に向かうために」

    という副題がついているように、新しいおうちへの引っ越しにまつわる本なのですが、「住み直す」といっているのはなぜか。

    それは、広々とした高層マンションから、築50年の日本家屋へ、3LDKから8畳と6畳の二間で暮らす生活へと変えるから。

    「どこに、どう住むかとともに、生き方そのものを見直し、「この先」を思い描く。これからの時間に向かって、ものごとの優先順位を決め、選択をする。」

    これが「住み直す」ということ。

    50代を迎えた夫婦のお話なのですが、この本の考え方を参考に、私も「住み直し」。今の家から5平米ほど、小さいおうちに引っ越すのです。

    今の家で増やしたものを、処分する時の手間、費用というものに初めて直面し、今まで親戚の仕事の都合上、処分品を自分で取扱い、お金を払う、という経済行為をしてこなかったため、こんなに捨てるということにパワーと、費用がかかるんだなということが身に沁みてわかりました。

    文句ない、あこがれの住環境の小さいおうちで、間に合わせの物、実家から持ってきた(渡された)ものと別れて、自分が選んだ大事なもので生きていく。

    これからは物を増やすときに、その物の最後まで見越して選ぶことができそうです。

  • 住まいと家族は表裏一体であることを筆者の家族は体現されています。
    でも、なかなか真似は出来そうにないなぁ

  • この先自分がどんな所に住もうと、自分らしく住むことは出来るんだな…。

  • さらさら読めました。

    50代、子供なし、自営業の夫婦が80代の母と長く時間を過ごすために、仕事場の二階に住居を移す話。荷物をしぼって、収納を工夫して、家族が楽しく心地よく暮らせるよう、家を整えていく。

    自分とは年代が違うのだけど、我が家もそのうち親と暮らさなければと思うので、なるほどと思う部分が沢山。

    せまいスペースで物を出しっ放しにせず、しかも楽しい収納の仕方を考えるって素敵だな。

  • 50代の夫婦とその母が駅前の高層マンションから店付きの古い長屋に引っ越す詳細を語った本。50歳にもなると「自分」にとって必要なもの、大切なものはかなり限定できて、すっきり暮らせるのかな、と羨ましく読む。子育て中にはなかなか難しいなあ。

  • こんな風に暮らしてみたい。

    そのためにはまず・・・。

    ふぅ~。

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