この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義
- 文藝春秋 (2012年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163758008
感想・レビュー・書評
-
へー。がたくさん詰まっています。しかもなんとなく聞いたことがあること、なんとなく知った気になっているテーマでのへー。なので、すんなりと入っていきます。そのへー。を自分のものにすると、それは自分の教養になるのだと思います。
理系と文系の分断。ただ、それぞれが生きる社会ひ一つ。分断している問題はそれぞれが社会の中で生かせていないこと。3.11で明らかになったこの問題。
原子爆弾はアメリカよりも日本が一年早くドイツのウラン核分裂成功をきっかけに始めた。しかし国を挙げたアメリカ、個人に限定される日本、この問題は現在も続く。
領土。日米安保で極東の範囲が問われた。米軍は日本を守るためにいると思っている人が多いがそれに加え極東の平和を守るためにいる。だから日本の駐留がアメリカに重要とゆう議論になる。世界地図は大英帝国時代のイギリス基準。中東も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東工大の大学生向けに行われた講義録。
「知の世界地図」という題名に惹かれて購入。
う~ん……「知の世界地図」というタイトルから想像する内容が、エマニュエル・トッド的なものだっただけに、ちょっと肩透かしを食らった気分。
堺屋太一の東京大学講義録の方が私的には面白かった。 -
とても分かりやすかった。こんな講義ならいくらでも受けたい。
他の著書も読んでみようと思う。 -
Kindleにて
-
終戦日は戦争が終わった日ではない。日本独自の日
-
池上さんって東工大の教授だったんですね!!
学際・リベラルアーツ・教養・歴史
非常に大事だなと再認識しました。
どこかのまねのような気もしますが。
この講義であればうけてみたいと思いました。 -
今さら聞けないけど、よくわからなかった事を丁寧に解説してくれている本。読んで良かった。
-
年金問題から「アラブの春」や「反日運動」まで、話題が盛り沢山。”今”の話が中心なので、少し時間が経つと古い情報になってしまうところもあるが、勉強不足の私には知らなかった背景事情も多く、それらが分かりやすく説明されているので勉強になった。確かに「現代社会の歩き方」と題する講義だけのことはある。日経新聞に連載されていたようなので、ネットで検索したら、有料だった。残念。