- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163805900
作品紹介・あらすじ
連続幼児殺人事件の捜査本部を指揮する不破は、同期の落ちこぼれ警察官・田村の失敗で真犯人を取り逃す。17年後、田村が新宿歌舞伎町のビルの屋上から転落死する。田村は定年後も単身、連続幼児殺人事件の捜査を続け、真犯人に迫っていた。当時、犯人の顔を見たのは田村一人と思われていたが、じつはもう一人目撃者がいた。そして4人目の被害者の母親も強靱な意志で不破の捜査に協力する。果たして闇に消えた真犯人は誰なのか。
感想・レビュー・書評
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元辣腕刑事が冴えない元同期の自殺を機に時効となった、転落の原因となった過去の連続児童殺人事件の捜査を行う。死んだ同期への友情の描き方が憎い。スピード感のある展開、最後も一捻りあって、最後まで一気に読ませる。良作。
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2016_05_24-0049
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#読了。幼児殺人事件が連続して起こる。犯人逮捕の失敗により、捜査本部の不破、所轄の田村同期2人の人生が変わる。退官後、既に時効となった事件だったが、田村の死をきっかけに不破は再び真犯人を追う。被害者の奥さんにしろ、元部下にしろ、フェイドアウト感が否めない。
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かなり面白いです。警察物はあまり読んだことがない分、新鮮でドキドキしました。
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話の展開が強引過ぎ。
&情景描写が多すぎて、スムーズに会話がつながってない。
会話の間が5行10行空くことなんかザラで、非常に読みづらい。
無駄な情景描写削ったら、半分ぐらいのページになるんでは?
ストーリーが面白かっただけに、非常に読みにくい文章で残念。 -
最後まで読めなかった
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6月-5。3.0点。
1993年に起きた、連続幼児殺人。
捜査に当たった管理官と、同期の巡査。巡査が自殺し、
墜ちた管理官が、再捜査。時効を迎えているが。
遺族の一人、母親との再捜査。
一気読みだったが、疑問が残りまくり。
こんなもんかな。 -
一気に読んだ。特に後半は意外な展開が続き、ページをめくるのが止まらない感じ。