傾国子女

  • 文藝春秋 (2013年1月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784163818900

作品紹介・あらすじ

奇跡的美貌を持つがゆえに、地獄をめぐる女の運命は?

白草千春が13歳のときに、多額の借金を残して父が失踪。父の知人・小児科医である花岡の家に移り住むも、彼は少女偏愛者だった――。養父に、ヤクザに、京都の黒幕に身を捧げ、「好色」の業を背負って、ジェットコースターさながらの激しい浮き沈み人生をおくった千春に、ハッピーエンドは訪れるのか。

デビュー30年を迎えた著者が今のすべてを注ぎ込んだ、もっともエロティックで崇高な問題作。装画は「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ。

感想・レビュー・書評

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  • 作者の頭の中の妄想として十分エンタメ。
    でも感情移入し辛いんだよな。
    最後15年分端折り過ぎだよな。書くの飽きたのか?

    島田雅彦は当たり外れ多そうだから次は書評読んで選ぼう。手元にもう絶望キャラメル来ちゃってるけど。

    蛇足 島田雅彦ってイイ男扱いされてるけど俺の目からはそうでもないし、作品読んでもモテないオーラ凄く感じるわ。

  • 男性が女性を一人称にして書くとこーなるの多いよなぁって思った…主人公がどーなっていくのかすごく気になったけど…なんかさらにさらに転落していく姿がしんどくなって最後まで読めませんでした… でも出てくる政治家は具体的なモデルがいるのかなって気になりました。

    • obitetsuさん
      男性が女性を一人称〜 同感です。
      男性が女性を一人称〜 同感です。
      2020/12/09
  • あまりにも波乱万丈すぎる千春の人生。
    でも面白さにすいすい読み進んで、388ページの分厚い本なのに1日半で読破。

  • ピンと来ませんでした。
    絶世の美女って、どんなん?復讐って、何に?
    なんか全然私には伝わってきませんでした。

  • ちょっと軽いね。

    読了、やっぱり軽かった。

  • 独特な世界観であると思います。
    スピーディーに絶世の美女が、子供時代から成長していき女になっていく波乱万丈の人生が描かれている。
    現実としては、ありえないんだろうけど大変リアル。
    それゆえなのか自然と嵌って読み込んでしまう。

    島田雅彦さん、面白いですね。

  • 波瀾万丈な女の一生!の話、出生から、学生時代、社会人、政治家の愛人になり、捨てられて復讐し罪をかぶりお勤めまで読み応えある大作!ドラマ化したものみたい

  • 【絶妙な女一人語りで紡がれる現代版「好色一代女」!】常に男たちの注目を集め争いの元になる「災いの女」でありながら、誰よりも貪欲に幸せを追い求めた白草千春の波瀾万丈の人生。

  • 著者は、ここでも政治家やカネに群がる輩を排斥し、ヤクザやホームレスにいくらかの支持を示す。 そんな反体制の姿勢や、占いや予知能力を肯定的にと らえる姿勢は変わらない。凡作のような秀作のような 、いずれの要素をも秘めている作品だ。

  • 白草千春の一代記ですが、様々な男たちが彼女に近づいて離れていきます。
    美女の宿命はだいたい似たようなものなのでしょうか。

    恐らくほとんどの女性は美人に生まれたいと思っているのでしょうが、本書を読めば、美女ほど真の幸福からはかけ離れるのではないかと感じました。

    美女は若さも武器とすることからすれば、若いうちに至福を得てしまい、衰えたあとの人生を思考せず、人生中盤から後半にかけて堕落するパターンとなるのが一般的なのでしょうか。
    イケメンは出世できない論も含めて熟考すべきと思いました。

    面白く一気読みできました。

  • 読了。読み終わった後のだらーんとした落ちる感(ウシジマくん系)が快感。話題の人達が登場して臨場感がある訳だけど、そこよりも何も残らない残〇感に近い感じが癖になる。いったい誰が読むんだろ?と思ったら結構沢山の人が読んでいるのね。。。

  • 人に勧められて読み始めた。
    ヒロインは高校生の時点で波瀾万丈のてんこ盛りで、嘘っぽ過ぎて引き込まれないのではと思いきや
    テンポがよく、あっという間に読み切ってしまった。
    嘘っぽすぎる話の連続も、これだけの密度で描かれていると、反って納まりがよい。漫画が原作の映画やドラマの様でもある。
    エンターテイメント小説でもあるけれど、島田さんの社会批評も盛り込まれていた。

  • うーん。痴人の愛をおもいだす。まあ意識してるんだろうけど。でも視点が女側からだからな。そこが違うよね。白草千春。。。どうなんだろうなあ。たぐいまれなる美貌に対して、ちょっと頭が足りないですよね。男性が読むほうがエロスや妄想をかきたてられるんじゃないかなあ。女性だと、どうしても、軽蔑が伴う。まあ僻みといわれるのと紙一重なんだろうけどさ、絶世の美女なんだからさ。男としてはいっぺん出会ってみてえなあ的神々しさを感じるとしても、女性はすくなくとも目標にもしないしあこがれもしないよね。モラルも母性もあったもんじゃないしね。子をもつ女性なら顔をしかめるしかない。賛否両論じゃないかなあ。まあ読み終わってみれば、そらあ1冊の本にしたくなるくらいの女の半生なんだけどさ。男が造りだす女性像ってかんじ。ほんとにこんな人生の女がいたとしてさ、こんな本音じゃないじゃん、絶対さ、ていう箇所ありまくり。まあ、ちょっと過激で非日常な昼ドラとかがすきなひとに、ススメます。私は千春は嫌い。

  • 発売して間もなく購入したけれど、半分読んだところで読む時間がなくなりやっと読み終わった。

    島田雅彦氏らしく、読み易い文体、リズム、次はどうなるの?!っていう本でしたが。

    恋愛物が好きで、ある意味恋愛物な気がするけれど、
    島田雅彦氏の本当か嘘かわかんなくなくなるストーリーがすきだけど、今回はおもしろかった!という読後感がもてなかったのは、あまりにも主人公が波瀾万丈すぎてかしら。

  • 「美貌ゆえに地獄をめぐる女の運命は!?」とありました。最初はそうでもなかったんだけど、だんだん続きが気になって、一気読みしてしまった。

    なんとなく「カオスの娘」を思い起こさせるような展開。島田氏はキレイな人をどん底に叩き落とすのが好きなんでしょうかね。千春が「月と土星のオポジション持ち」で「土星に押さえられてる」というのが、占星術をかじる者としては興味をひかれた。

    表紙の千春ちゃんほか、千春をめぐる男たちの顔をヤマザキマリさんが描いていて、これ、文豪に似せてるの?それっぽい人が思い浮かぶ画。

  • "甘んじられない"生き方…かな
    流れに翻弄されつつも、長いものに巻かれてうまくやり過ごすことができない
    悪いことをしている男を許さず、自己保守に逃げず、戦う
    どこまで堕ちようと。

  • フィクションとノンフィクションの差が無い感じ。女性の底意地と魅力的な女の武器を、リアルに表現されており、引き込まれた小説だった。対照的な二人が、一心一体となるのも女性どうしで無ければ出来ないストーリーではないか。

  • 漫画を読む感じで、面白かったが、文学的には、イマイチ。

  • 久々に島田雅彦の本を読んで一気に面白く読めた。最後のほうがちょっと話の勢いが緩んできたけど、途中の展開の早さはとてもいい!主人公の親友がとても冷静に判断する参謀として終生変わらぬ愛情を注いでいるのが一番ぐっと来たところ。美男に生まれてもこういうことはなさそうだけど、美人に生まれるとこういうこともあるのかもしれないなーと思される。

  • 読み終わったら一気に老け込んでしまったような気がしました。普通の大学生で神楽坂をぶらっとしていただけの七海が千春の交通事故現場目撃者券語り部になって千春の生き様をトレースしたので、次の傾国子女になる見込みが高いことが希望でした。英雄の女性版だなと思いました。アメリカや中国アジアの一部の国に利益をもたらす施策を行うことで自分の私腹をこやす政治家や事業家を転覆させることが、自分の役割と気付いてしまう美貌の持ち主。デモに参加する以上に、効果あると目が覚めるようでした。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『現代作家アーカイヴ3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島田雅彦の作品

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