- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163819600
作品紹介・あらすじ
盗まれた金の仏像をとり返して、駐日アメリカ大使の暗殺計画を阻止せよ、失踪した訪問販売員を捜してくれ。「たしかに、うけたまわりました」大規模ではないけれど、お客様にきわめて上質の時間を提供していると評判の「ホテルポラリス京都」。ベテランコンシェルジュの九鬼銀平が、新人フロント係の坂名麻奈を助手代わりに、持ち込まれる難題を次々に解決していく。
感想・レビュー・書評
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門井さんの本、何冊か読んで、タイトルは魅力的なんだけれど、勝手にハードルを上げているのか、最後はそっか、と落ち着く。
ホテルポラリス京都のコンシェルジュが謎解きなんだが、九鬼さんはほとんど表に出ず、坂名さんと清長くんがなんとか事件解決。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん安楽探偵モノとしては中途半端な感じ。
京都が舞台なのに誰も京言葉を使ってないのも違和感。
門井作品は結構読んでるし、好きな作品も多いんだけど
これはいまひとつかな。 -
ベテランコンシェルジュの九鬼さんが、フロント係の坂名さんを助手に、スイートルームの長期宿泊客である桜小路清長本人や関係のある人達からの無理難題に応えていくという話。設定としては、いいと思うんだけど、もう一捻り欲しかったなぁ。残念。
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ホテルのコンシェルジュとは、ちょっと違う趣!
お客様は神様的な存在で、どんな注文も承る姿勢は、わかるのだけど……
ベテランコンシェルジュの九鬼銀平と新人フロント係の坂名麻奈の2人が、お金持ちのボンボンと、富豪の伯母さんの要望に応対して行く様は、推理だけでなく、その人に沿って、答えを出している。
「女たちのビフォーアフター」で、太秦・仁和寺・木屋町の京都の地名が、大阪の寝屋川市にあるのも、私は関西在住しているから知っているけど、大阪も北部に位置するから、知っている人も少ないだろう!
作者
門井慶喜氏が、同志社大卒だから、ここに登場するボンボンも D大学が、想像出来る。
そして、寝屋川市を通る 学研都市線で同志社大前へ、ここは、2年教養課程を学ぶ学舎があるから、その地域にも詳しいのだろう。
ちょっと、世間ずれしたお客様の要望や疑問を、解き明かして行くのに、サクサクと読めたけど、富豪層の要望は応じているけど、一般の客の要望は、どうなのかな?なんて、貧乏性の私は考えてしまった!(笑) -
キャラが可愛くて
馬鹿らしくて良かった。 -
ホテル好きなので、ホテルのバック側のスタッフの人間模様が垣間見れると思いきや、結構普通の推理小説だった。。。文字自体はスパスパ読みやすかった。
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( )の使い方に違和感。
そんなに古い人じゃないのに。
メルトダウンという言葉の安易な使い方も嫌い。 -
著者の本は初めてで、読みながら先が読めない展開に新鮮さを覚えました。
クスッと笑いたくなる部分もあったり、どんな展開にさせるのだろうというワクワク感がありました。 -
純粋にホテルコンシェルジュのお仕事の話かと思ってたら推理小説?あまり好きな感じではなかった。