てらさふ

著者 :
  • 文藝春秋
3.16
  • (6)
  • (19)
  • (48)
  • (13)
  • (2)
本棚登録 : 285
感想 : 45
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900087

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 美しい女ともだちをプロデュースする太めの女の子。ミスコンに出場させ作家への道を示す。

  • 「わたしたちのすごさを世界中に見せつけてやる」
    「ふたりにふさわしいここではないどこかに行く」
    中学生女子の自意識が痛々しく
    終始ザラザラした気持ちで読んだ。

    【図書館・初読・9/25読了】

  • 【女の子の野望と成功――その先には何がある】北海道の小さな町で出会ったふたりの女の子「ニコ」と「弥子」。共闘して仕事をして「ここではないどこか」へゆこうとするが……。

  • 中学時代の女子なんて、自意識の固まりだから、多かれ少なかれこんなもの。初犯を成功させた才能と、文学賞の分析力が素晴らしい。

  • 最後らへんで少しペースが落ちてしまった
    今までと違う感じのお話
    弥子とニコ
    2014.8.15

  • 傾向と対策を徹底して読書感想文の文部大臣賞を取るあたりは面白かったのだが、段々主人公たちの自意識が肥大化して行き、最後はちょっと感情移入しづらくなってしまった。

  • ニコと弥子。ありそうでなかった展開でした。

  • 期待したより面白かった。
    今、私生活でおばあちゃんが心配だから、ひいちゃんの部分は全部切なくて切なくて。お金を出してもらって育ててもらって、奪うばかりで相手に何をかえせるのかと思ってしまう。
    主人公はどちらも図太かった。

  • 二人の少女が主人公で、タッグを組んで有名になっていく過程はきらきらしていた。だが成功後の食い違いから生まれる醜悪が何ともいえず。
    最初はニコの方がどろっとしていたはずなのに、読了後は弥子の方がどろっとしていて薄ら寒いものを感じた。
    それでも、これぞ朝倉作品といった内容で満足でした。

  • 2014/7/7 読了

全45件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1960 年生まれ。北海道出身。04 年「肝、焼ける」で第72 回小説現代新人賞、09 年「田村はまだか」で第30 回吉川英治文学新人賞、19 年「平場の月」で第35 回山本周五郎賞受賞。

「2021年 『ぼくは朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

朝倉かすみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×