「反知性主義」に陥らないための必読書70冊

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903538

作品紹介・あらすじ

「反知性主義」という言葉は、もともとアメリカ史において、権威主義的な知識偏重への抵抗を標榜して使われた言葉だが、ひるがえって現代日本では、インターネットばかりではなく、マスメディアや政治家に至るまで、論敵(あるいは外国)を脊髄反射的に切り捨てるようなヒステリックな言説や人を指し、批判するキーワードとなっている。内外を席巻する不毛な対立を乗り越えるために必要な、真の教養とは何か。戦後七十年の今、冷静に日本と日本人を省察するために必読と思われる書を、現代日本を代表する叡智が世に問いかける。安藤礼二;宇野常寛;石井洋二郎;内田樹;片山杜秀;萱野稔人;呉座勇一;小林康夫;齋藤孝;白井聡;巽孝之;成毛眞;原武史;開沼博;福嶋亮大;船曳建夫;辺見庸;三浦瑠麗;山内昌之;若松英輔;池内恵;石川九楊;上野千鶴子;大澤真幸;岡﨑乾二郎;金子勝;苅部直;呉智英;斎藤環;佐々木敦;関川夏央;橘玲;中条省平;野崎歓;浜崎洋介;半藤一利;福岡伸一;松本卓也;御厨貴;都甲幸治;森本あんり;山折哲雄;四方田犬彦;渡部直己;天沢退二郎;荒井献;石原千秋;片瀬久美子;加藤典洋;加藤尚武;熊野純彦;小林敏明;澤田直;島田裕巳;島田雅彦;鈴木道彦;須田桃子;土屋賢二;中島義道;仲正昌樹;橋爪大三郎;安田浩一;矢野久美子;芳川泰久

感想・レビュー・書評

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  • 「反知性主義」という言葉は様々な視点での解釈があるかと思う。
    書物の紹介に入る前に、本書がどのような意図で編纂されたか、目線合わせのための前書きが欲しかった。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1147370

  • 知性の最も大切な機能の1つは「目に見えないものの」、英知的な枠組みではとらえられないものが私たちの現実にどれだけ決定的な影響力を及ぼしているか、それについて深く思量することである。現代日本人の知性が不調なのはその習慣を失ったから。

  • これほど読んで見たいと思える本が少なかったブックガイドも珍しい。逆に鼻に付く選評も多かった。自分が潜在的な「反知性主義者」だからなのかもしれない。もし、自分が何か1冊選べと言われたら、高校の歴史の教科書を推すかな。

  • ためらいの倫理学
    紋切型社会
    太陽を曳く馬 高村薫
    昭和を送る 中井久夫
    一下級将校の見た帝国陸軍 空気の研究
    日本文化における時間と空間 加藤周一
    外交の戦略と志 谷内正太郎
    堕落論 坂口安吾

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