- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163908878
感想・レビュー・書評
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考えすぎてしまう、生き方音痴という若林さんのエッセイです。
“なぜかできる人は、なぜかできない人の気持ちがわからない。(p212)”という言葉が印象に残っています。生き辛さを感じている、うまく生きることができない人間だからこそ、できないのは私だけではないのだと勇気付けられました。
また、歳をとることで“ネガティブは、あり余る体力だ。(p195)”と感じるようになるのかな、年齢が解決してくれることもあるのかなと、少し希望も持てました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2024/01/13 1h)
若林のエッセイって大学生のオナニーって感じがする -
正直それまで若林さんという人はオードリーの人ということしか知らず..ドラマをみて興味を持ち、読みたくなりました。
内面を正直に曝け出しているところがすごい。
どこかしら共感できるところも。
口に出してはいえないけど、実は自分もそうかも、と思う部分があるな。
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自分がこう思ってるってことは、これをするとこう思われるかもしれない。という感覚はとてもとても自分も苦しんだことがある…。自分に嘘をつく感覚になってしまうし、どこか後ろめたい…。自意識は徹底的にそこにつけ込んでくるから、そことの向き合い方はまだ探さないといけないなと思った。
【以下、メモ】
他人の目を気にする人は"おとなしくて奥手な人"などでは絶対にない。心の中で他人をバカにしまくっている、正真正銘のクソ野郎。
価値下げによる自己肯定は楽だから癖になる。
悩むって体力なんだな。 -
“他人の正解に自分の言動や行動を置きに行くことを続けると、自分の正解がだんだんわからなくなる”
なんでこうやってるんだっけ?と立ち止まれたらまだいいが、そこに理由がなくなってしまう。
世代論なんて人による、まさにそうだ。
若林くんの書く言葉は、
“なるほどそう考えるのか!”
“なるほどそういうことだったのか!”
が多く、どちらにせよ読んでいて心地が良い。
話を聞いてくれる”理解者”に人生で何人に出会えるのだろう?と私も思う。
そして、絶望に対するセイフティネットになってくれる”趣味”を常に持っていたい。 -
めちゃくちゃ面白かった。自分だけが感じてると思ってた少し苦手な自分の性格を言語化してくれてて、それ!それ!ってなって安心できた。生き辛さを知ってるから大切にすべき人を分かってる。本当にそう思って生きてるから本の先に理解者がいるんだなーと思えると嬉しかった!
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共感する部分が多くて気がついたら3周してました
内容も面白いです -
若林さんの頭の中での自分との会話。
あー私もそう思うーうんうん。と、すごく共感。
私が考えていたこと、感じていたことをユニークに、やわらかく、でもあつかましくなく、、、とでもいうのかな。なんだか、肯定してくれてる感覚。
元気がほしいときにまた読み返したいなあ。
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前作の社会人大学の時よりもひねくれ度合いが軽減されていて驚いた。あのネガティブが無くなってしまうと思うと寂しさすら感じるけど、幸せになってほしい気持ちもある。去年結婚した相手とはこの時まだ出会ってなかったのかな。