- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163912080
感想・レビュー・書評
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テーマは児童虐待。
小学5年生の椎名きさらは母親から日常的に〈水責めの刑〉と称した虐待を受けている。
それは「躾」とは名ばかりのストレス発散であり、無抵抗な弱い者に向ける暴力だ。
けれど母親の事が大好きな子供は、それすらも愛情だと思い込みマインドコントロールされているなど露程も考えない。
虐待を繰り返す母親に強烈な怒りを覚えていると終盤からの怒涛の展開に衝撃を受ける。
一気にミステリー要素が強くなり驚きの連続だ。
しかしどんな言い訳を並べようと親殺しまで追い詰めたのは親だ。
この世から虐待の文字が消滅する事を切に願う。 -
2022.12.24
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なんか、最後の方混乱してわからんかった
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娘への虐待、ネグレクト、貧しい生活、孤独、生活状況によっては誰もがやるかもしれないと?後半は駆け足で話が進んでしまい、もっとじっくり娘の心境の変化を追いたかったな。
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傍で支えてくれる人がいたら回避できた事件もたくさんあるんだろうなぁ、そんな気持ちで読了しました。
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最後一気にひっくり返されました。すっかり騙された!
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読み返し系でした。自分は読み返しませんでしたが。読みやすい文章ですが全体的に地味めなキャラクタだったので、もうちょっと読みどころがあると良かったなと思いました。