- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163914619
感想・レビュー・書評
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「中野のお父さん」シリーズ3冊目。今作の途中から物語の中でも主人公の編集者がリモートで仕事をするのが当たり前になっているのだけど、現実の我々の生活様式だとか社会の常識や価値観はまだまだ更新途中なのか、右往左往しているようでもどかしい。
ともあれ、落語や映画、将棋の小ネタ満載でなるほどの嵐…さすがの面白さで一気読みでした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
謎というか話題に馴染みがなく頭に入ってこないのに読んでしまうシリーズ。この感じは吉野朔実さんの「本の雑誌」連載を思い出す。
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お父さんの知識の幅が凄くて、毎回脱帽です。
お気に入りは「大岡昇平〜」。
タイトル改変って中々奥が深いんですね。
そして、買ってきたお弁当を娘と交換して貰うお父さんが可愛かったです。
今回は落語の話が多くて、ちょっと難しかったです。 -
書くほうが楽しいんだろうと。
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菊池寛の将棋小説への疑問、志ん生のCDに隠された
秘密、小津映画の原作をめぐる謎…。国語教師の
父と編集者の娘が、本と日常の謎に挑む! -
古今亭志ん生さんのエピソードにびっくりです。さすが名人。
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国語教師の娘で、文芸誌の編集者が佐藤春夫の名前すら知らないってどうなのかな。よく出版社受かったね。
小説と言うより北村薫の趣味を詰め込めるだけ詰め込んだって感じ。文芸エッセイの延長かな。ー