- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166601233
感想・レビュー・書評
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4166601237 215p 2000・9・20 1刷
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面白かったが、少々難しく書かれていると感じた。
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なるべくややこしい数式や理論を回避して、ややこしい金融工学の面白さと深さを説明しようとした一冊。著者がややこしい理論を最大限回避しようとしたのは見てとれるが、そもそも金融工学とは(かなり)ややこしいモノなので事前知識全く無しにサクサクと読む進むのは難しいかもしれない。しかし、その辺りの知識(微積分、統計学、ベクトル)が多少でも備わっていて、金融工学に興味のある人には入り口の読み物として最適かと思われる。
金融工学というとなんだか錬金術のようなイメージで「ややこしい数式を用いて、理論的に金儲けする」みたいなイメージがあるかもしれない。しかし、実際は金儲けの理論なんかではなく地道で忍耐強いリスク回避の理論でしかない。また、その辺の理論は時に全く約に立たないことも著者は理解し説明している。 -
2010.6.3
金融の授業とかぶってる部分もあって、良い感じでした。
リスクの配分。 -
1/24(日)
金融工学に登場する基本的な考え方を知ることができた。
グラフや具体例を用いるなどすることで理解しやすい形にしてくれており、入門として、基本概念をおさえるにはとても良い。
とはいえ、途中、何箇所か理解困難なものや様々な疑問がわいてしまいました。(これを完全になくすことは無理だとは思いますが・・・) -
上手くできてんな。
使い方によっちゃあこけるわな。 -
金融工学はお金儲けのためにするものではない。
今後、社会のあらゆる分野で工学的なアプローチが必要になってくるだろう。
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金融工学についての新書です。
平易で、興味を持つという意味では良いかもしれませんが、案外専門用語も多く、また、分野としても広く浅く、という感じなので、有用性は微妙な気がします。
それに、そんなに面白いとも思いませんでしたし笑
入りには良いんじゃないでしょうか。
萬木 -
金融工学って、とっつきにくいですが、それはおそらく「工学」ということで理化学的な思考が必要になったのではないかと個人的に思います。この本はわかりやすく解説してあるので、入門の書としてよいかと思います。学問に対する動機として、「面白い」ということは大切だとも著者は説いています。